香西かおり

夕化粧 – 香西かおり

川面に映った 月をすくうみたいな
近くて 遠い夢のかけらを
求めて止まない 子供みたいな私
夕化粧の姿に似て 色づく恋
深く深く息をして 流れる風 見送れば
笑顔になれたよ
あなたと 今 重ねる 穏やかな時間
涙は尽きなくても ぬくもりが そばにある
ここにいてね ずっといてね

かなわないものと 知っているはずなのに
あなたを待つ心は 十六夜(いざよ)う
日の暮れにそっと 風に寄り添う様な
夕化粧の姿に似て 華やぐ恋
差し出された手を取れば あなたの彩に染められ
満ちてく刹那(しあわせ)
あなたと 今 重ねる 穏やかな時間
言葉は少なくても やさしさがそばにある
ここに居てね
愛しさが ここにある
そばにいてね ずっといてね

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愛のさざなみ – 香西かおり

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岬宿 – 香西かおり

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無縁坂 – 香西かおり

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禁じられた恋 – 香西かおり

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春ですね – 香西かおり

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ごむたいな – 香西かおり

昨日の夢は月のように夜が明ければ 消える残った愛しさは いつになれば 消える女の想いは 燃え尽きるまでいっそ死ねと言って ねえ あなた別れ告げられるよりも いっ

恋草紙 – 香西かおり

帰そうか 帰すまい今夜だけは 帰すまい帯よりも 長い夢 あなたを結んで泣きだそか 泣かぬまい紅をふいたら 泣かぬまい手鏡の 白い息 恥かしがるけどあ…夜も白みま

愛し、恋し – 香西かおり

愛し、恋し…薄明かり 目を覚ます 独り寝 凍える身体手を伸ばす 頬を寄せる 褥(しとね)に残るあなたの温度背中(せな)で聞く衣擦れ 涙ほろりと落ちる困らせないよ

糸車、からり – 香西かおり

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