首領・ヴァレンティーノ(大川透)

プリマ・ステラ – 首領・ヴァレンティーノ(大川透)

途切れた消印と 癖のある文字
届いたエアメール 祖国のにおい

真っ赤な薔薇 一輪
端に咲いた便箋

嬉しくて 中身を
読まずに食べた

言葉なんか 要らないであろう
いつだって心は おぬしのそばにある

遠くラララ 離れていても ほら
あの日の誓いを 胸に宿して
一番星に 歌い続ける

若さは忘れもの 霞みゆくもの
無邪気なかくれんぼ 祖国の夕日

小高い丘 登って
思い出しては 涙

切なくて 草花を
夢中で食べた

道なかば 青春であろう
誰だって思いは明日へ続いてる

そうさヴェ?! 泣くのはやめて さぁ
歩いていこうか いつも見上げた
一番星へ

空に光る 幸せであろう
いつだって心はおぬしのそばにある

夢は遥か彼方 遠くあっても ほら
確かに未来に 強く輝く
一番星に 祈りを込めて

歌い続ける 今日も

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