須澤紀信

オリーブの実 – 須澤紀信

0から踏み出す 僕は初めて1を知る
ポケットに夢を 首から現実をぶら下げて

ブリキのロボットが 机の上を歩いてく
もうすぐ落ちちゃうなってところで ネジが切れたんだ

膨らんだ夕陽 子どものはしゃぎ声 響く公園
君がいなくなった夢を 思い出して苦しいや

だって僕ら嘘まみれ また会おうなんて言ったって
根拠のない自信を抱いて 待ち続けるしかないんだ
だから今すぐ言わなきゃ 目の前の君に伝えなきゃ
ありがとう ありがとう ありがとう 君に出逢えてよかった

SF小説が好きだった あの頃と
同じ気持ちでいたいから 何も捨てないでいるんだ

ちゃんと捕まえておかないと 風船は逃げちゃうから
花火に気を取られてるうちに 解けて飛んでいく

もしも僕の行く道が 黒い影に飲まれても
君には 哀しみを引き摺って行ってほしくはないから
どうか涙が溢れて 前が見えなくなったら
さよなら さよなら さよなら 僕を選ぶ必要はないんだ

だって僕ら嘘まみれ また会おうなんて言ったって
根拠のない自信を抱いて 待ち続けるしかないんだ
だから今すぐ言わなきゃ 目の前の君に伝えなきゃ
ありがとう ありがとう ありがとう 君に出逢えてよかった

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君は誰かのヒーロー – 須澤紀信

何をやっても不器用な日々を 今全力で駆け抜けてやろうぜ不甲斐なさや やるせなさとも いい友達さ馬鹿にされたって笑い飛ばしてしまおういつでも窮屈そうに歩く人たち 

友だち – 須澤紀信

僕は歌うことを選んで 君は家庭を守ることを選んだどちらが正解ではなく どちらも間違いではなくただ進む方向が違っただけだ小さな頃からお互いの夢を ずっと朝が来るま

夢の続き – 須澤紀信

青い春 寝癖も気にしないで坂道 風を追い越せば いつもの僕らの場所笑い転げたり くすぐり合ったり思いつくままの毎日を 陽が暮れるまで遊んだ時間に追われ今の僕はと

はんぶんこ – 須澤紀信

どんな風に生きるのか決めるのは僕ですでもどんな人間になるか決めつけるのは他人(ひと)ですだって怖いから だって弱いからそうやってすり替えられた僕は動き出す憧れは

愛がカタチになったなら – 須澤紀信

愛がカタチになったなら溢れかえってこの手じゃ抱えきれない愛がカタチになったならどんな宝石よりも高価だろう愛がカタチになったならわけてあげることは簡単だろうし愛が

だって – 須澤紀信

君は君の全てを僕に見せようとするだってわからないと信じ合えないじゃないのって僕は僕の全てを君に見せようとは思わないだってわからないことがあったほうが魅力だろ?歩

ハミングバード – 須澤紀信

僕が始まった時から 諦めムード ただ呼吸してどうせ期待外れだったろうため息さえもし飽きてるんだ右も左もわかりゃしないのに嘘つきが笑う「正解はこちらです」いいさ 

ノイズ – 須澤紀信

君の声がして 僕は耳を塞いだ置き去りにしてきたメロディーにそっと蓋をするように僕の唄は一瞬を 君の絵は永遠を二人で作った料理は創造から破壊までのプロセスを謳った

ユニフォーム – 須澤紀信

負けてから後悔したらいい 叶わなくなったら破ればいいそれまでは 振り向かないで 前だけを向いて間違いなんか恐れなくていい 明るいほうへ進んだらいい思うままに や

りんご – 須澤紀信

僕には名前があります 別に特別なことじゃないんですけどそのおかげで人と僕は違うっていう確信が持てたきっと今あなたと同じ景色を見たとしても全く同じ気持ちを抱くわけ

いいんだよ – 須澤紀信

柔らかな休日の木漏れ日に揺れる君はまるで何も恐れなどないように「これくらい一人で大丈夫」強がりで隠すのもいいだけど今日は その正体を明かしていつかお互いの言葉が

イントロが流れ出したら – 須澤紀信

大好きな歌がラジオから流れて 一人の部屋がまるで特等席だ有名かどうかなんて 流行廃りなんて どうだっていい今はどうだっていいボリュームを上げて世界は広がった ボ

考えたくもない – 須澤紀信

朝焼けに僕の心は吸い込まれてしまった 動けないやあれほど決めたのに僕はもう君のことを思い出しているんだ あまりに自然にAh Ah なんて素っ気ない街だ音を消して

なんでまだ好きなんでしょうか – 須澤紀信

歪な都会の日常に呼吸がしづらくなってしまって無邪気な頃の自分を取り戻すように逃げ帰ったんだ 僕の街へ何年積み上げたって人間(ひと)は見せかけだけ大人に変わって夢

omake – 須澤紀信

掲げているのは利用価値だけ あとは取って付けた自分だナンセンスだろう スポットライトを浴びた君が眩しすぎたんだ作られた笑顔 とろけきった声 キレイに飾られた目の

1日の終わりに – 須澤紀信

大げさなことではなくて 時計の針が真上に戻ると今日が昨日に 明日が今日に まるで瞬間移動したみたいだところが僕だけが今日に 取り残されたままでいて慰めとねぎらい

アソート – 須澤紀信

滝のような雨に打たれ 冷え切った身体を投げ出し指先から 溶けて消えてしまえばいい それで終わりなんだ君と買った服を着て 君のいない街を歩く変わり果てた ありふれ

希望のうた – 須澤紀信

夜明け間近の街は少し燻んでいて呼吸をするたび重くのしかかる頑張れって言葉が皮肉に聞こえたりいつの間に狭い心 そっと撫でてやろう振り返れば どんな時も 大切な人が

一匙の魔法 – 須澤紀信

タタタントタントターンタント ナイフ鳴らし出来合いの生き方を切り刻んで情熱とこだわり そう挫折さえも スパイスになる色鮮やかにひしめく器の中熱く燃える 愛のルネ

パセリ – 須澤紀信

すぐ邪魔者扱いしないで ちゃんとここにいる意味があります“いる”か“いない”かのちょっとした違いを君はどうせ気付きもしないけど小洒落た服で着飾って 君の中の小悪

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