青木光一

早く帰ってコ – 青木光一

おふくろも親父も みんな達者だぜ
炉端かこんで いつかいつしか東京の
お前達二人の話に 昨夜も更けたよ
早くコ 早くコ
田舎へ 帰ってコ
東京ばかりが なんでいいものか

好きならば一緒に 連れてくるがいい
どんな娘か おらも兄なら見たいもの
妹も嫁こにきまって今年は行くだに
早くコ 早くコ
二人で 帰ってコ
幼なじみも 変わりゃしないよ

あん時は 別れが辛くて泣いた駅
俺は馬っこの背で手を振りさいならと
東京へ旅だつお前を送って行ったっけ
早くコ 早くコ
明日にも 帰ってコ
親父めっきり やせて老けたよ

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元気でね、左様なら – 青木光一

あの娘は波止場で 涙顔俺は出てゆく 船の上つらい別れの 投げテープ『元気でネ さようなら』むせぶ汽笛が あゝ 身にしみる見送る鴎も 二羽三羽山も港も 遠ざかる薄

青春パソドブル – 青木光一

空…雲…夢……そよぐプラタナス今日のデイトは 外苑広場赤いジャンバーが 似合うよあの娘あゝあゝ 青春の並木道逢えば行こうぜ ボーリング赤…白…青……浮ぶアドバル

ふるさと列車 – 青木光一

ふるさとへ ふるさとへ汽笛鳴らして 汽車はゆく恋ものぞみも あこがれもみんなあきらめ ふり捨てて故郷へ帰る 汽車の窓赤い夕日が さみしいぜさようなら さようなら

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粋にかぶった 烏打帽子皮のジャンバーも 似合うだろ街のシグナル 赤青黄色渡るこの世も ハンドルまかせ『お客さん』『どちらまで』僕は流しの僕は流しの 運転手駅で拾

男の友情 – 青木光一

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柿の木坂の家 – 青木光一

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小島通いの郵便船 – 青木光一

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