青戸健

酒ごよみ – 青戸健

雨がそぼ降る こんな夜は
酒よおまえと 雨やどり
呑んで未練を 薄めても
呑む程未練が 後を引く
わびて済まない 酒ごよみ

酔えばでしゃばる 古傷に
沁みる手酌の 燗の酒
好きで別れて 来たくせに
おまえを浮かべる 馬鹿な奴
辛さ重ねて 酒ごよみ

今じゃ判るよ 痛い程
そうさおまえの 優しさが
切符買っても なんになる
昔に帰れる 汽車もない
逢うに逢えない 酒ごよみ

人気の新着歌詞

祝盃 – 青戸健

昇る朝日が 黄金(こがね)に染まる今日は嬉しい 賀寿(がじゅ)の宴(えん)苦労千里の 道越えてさてもめでたや 皆々様よ長寿(ちょうじゅ)祝いの 盃を 盃をやる木

五右衛門さん – 青戸健

金襴(きん)のどてらで 仰ぐ空何をクヨクヨ 小(ちい)せえことさ絶景かな イヤ 絶景かな 絶景かな天下盗(と)る気で チョイト また騙(だま)されて五右衛門さん

哀愁酒場 – 青戸健

お酒で忘れる 想い出よりもお酒が泣かせる 傷があるひとりにしないで こんな夜(よ)はお願い心を 切らないで飲めばせつない 哀愁酒場となりにすわった 男の誘い動い

昭和名残り唄 – 青戸健

ふと湧き出づる 哀しみは演歌流しの 弾くギター諦めきれずに 消え残る昭和時代の 名残り唄傘を開いて 待っていた改札口で 雨ん中薬缶(やかん)沸かして 啜(すす)

故郷の友 – 青戸健

どうしているかい 故郷の友よいつしか年賀の 便りだけ上りも下りに 俺達も変わりはじめた 望郷のベルが鳴る鳴るあの雪国へ 帰ろうか変われぬままだよ 故郷の友よ北国

雪国の女 – 青戸健

無理にかくした 東北(くに)なまり俺もおんなじ 北国育ちこんな都会の片隅で背伸びするのは 似合わないどこか寂しい 雪国の女(ひと)真綿のこころ そのままに化粧す

おふくろ – 青戸健

おふくろの涙を初めて見たのは十五の時の冬の夜ふるさと離れる 身仕度荷造りの手の上ぽたりと 落ちたしずく思い出したら つらくても がまんができたおふくろの匂いに初

北海の犬達 – 青戸健

朝焼け間近の 大雪原を白い吐息を弾ませて 君達がかけてくる人の幸せ 出会いで決まる人と犬とも 出会いが大事今では目と目で 心が通うああ 北海の犬達は 明日に向か

かあちゃんの灯り – 青戸健

かあちゃん そちらの暮らしはどうですかめだかや蛍と遊んでた あの日が見えますかオレが やんちゃだった頃父ちゃんのゲンコツもらい泣いた時炭焼き小屋まで 迎えに来て

ふるさと始発駅 – 青戸健

俺の門出を 送ってくれた霙(みぞれ)降(ふ)り凍(し)む ふるさとの駅柳行李(やなぎごうり)を 積み込んで夜行列車に 飛び乗った明日(あす)を夢見た 始発駅都会

お宝女房 – 青戸健

空気みたいと 軽くは云うが他人(ひと)にゃ見えない 夫婦道(めおとみち)いつもおまえは 懐刀(ふところがたな)憎まれ口とは うらはらにあれこれ世話やく お宝女房

男の旅路 – 青戸健

見える傷には 泣かないが見えない傷に 泣かされるふるさとの 土の匂いが恋しいよ帰りたくても 帰れないすまないな すまないな花に詫びてる 男の旅路痛さ深さは 違っ

朝焼け富士 – 青戸健

峰の白雪 朝焼け富士を拝む親父の 背中がみえる「忍」の一文字(ひともじ) 背負(しょ)ってるようなそんな一途な 生き方が俺の俺の俺の 自慢の一つだよ人はいつでも

ふる里は母のゆりかご – 青戸健

若さにまかせて 故郷(くに)をすて尾羽打ち枯らして 帰る町今は心も ボロボロの俺を 俺を俺をやさしく 慰めるああ ふる里は ふる里は母のゆりかご酒に溺れた 夜も

風雪十年 – 青戸健

前は見えても 後(うしろ)は見えぬ世間知らずの 五里霧中(ごりむちゅう)俺のふり出し 雪国越後(ゆきぐにえちご)がまん十年‥‥ 刻んだ胸に身すぎ世すぎの 絃三筋

商人 – 青戸健

バカにならなきゃ 商人にゃなれぬそんな主人の 言葉を信じ頭さげさげ 三十年雨の日も風の日も 凍える朝も泣きっつらみせない 商人だから花見がえりの うかれたお客そ

津軽春秋 – 青戸健

潮(しお)のけむりと 鴎の唄で俺の故郷(ふるさと) 夜が明ける拗ねてさすらう 理由(わけ)ではないがよされ よされの 太棹に袖をひかれて あゝ十和田 八戸 イヤ

望郷哀歌 – 青戸健

ふるさとは ふるさとは少し疲れた 少し汚れた この俺のからだを芯から 癒してくれる青空 夕やけ 光る風唄が流れる 望郷 ああ望郷哀歌ふるさとは ふるさとは少し遠

夢二の女 – 青戸健

燃えて火のよに なれたらいいと恋に息づく おんながひとり醒(さ)めてしまえば 夢になる今をあなたと 焦(こ)がしたいああ……たまき愛しや 夢二の女恋のためなら 

親子 – 青戸健

交わす言葉は 少しでも心の絆は 石より固い父さん無理しちゃ 駄目だよと優しく言われて 眼がうるむふれ合うこころはいつ迄も何歳になっても 親子は親子春は桜の 花の

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