霧島昇・二葉あき子
新妻鏡 – 霧島昇・二葉あき子
僕がこころの 良人なら
君はこころの 花の妻
遠くさみしく 離れても
なくな相模の かもめどり
たとえこの眼は 見えずとも
清いあなたの おもかげは
きっと見えます 見えました
愛のこころの 青空に
むかし乙女の 初島田
泣いて踊るも 生計なら
清い二人の 人生を
熱い泪で うたおうよ
僕がこころの 良人なら
君はこころの 花の妻
遠くさみしく 離れても
なくな相模の かもめどり
たとえこの眼は 見えずとも
清いあなたの おもかげは
きっと見えます 見えました
愛のこころの 青空に
むかし乙女の 初島田
泣いて踊るも 生計なら
清い二人の 人生を
熱い泪で うたおうよ
幼い日かなしい日 聞いた歌優しメロディ君うたう今うたう 花の唇燃えてときは春 あかしやのみどり白雲楽しげに渡鳥 翼はかゞやく涙ぐみ 別れたるうるわしの君の姿うか
君はかわゆき 舞姫の私ははかない 胡弓ひき思いは胸に 燃えたとて誰にあかそう誰にあかそう 旅の風恋をする身と 知ったのはあなたの姿の 消えた夜悲しく君の 名を呼