黎明を彷徨う浮浪者
地面にへばりつくビル
鉛のように沈黙するゴミ
色めき立った景色の隙間を縫うように、それは君の心を占領していく。
それらは時に人を狂わせるほど美しい。
人々の抱いている価値観は多様。
しかしランダムな分布ではない。
国や地域や文化圏ごとに何らかの傾向がある。
それは時代が築き上げた圧倒的な伝統、大衆が作り出す熱狂への無抵抗。
そう、いたってまともな感覚だ。
その紙の様なペラペラの熱狂の中、
君は全身を口にして辛辣な言葉を垂れ流す。
その言葉は多くの者の琴線に触れ、また大衆を産み、
飲み込み、膨らみ、熱狂していく。
揺らぎ巡る君の中のそれ。
いつだってそっと世界纏って
さあ、次の時代の種を蒔いて
色めき立った景色の隙間を縫うように、それは君の心を占領していく。
今まさに漂ってる独特の共有感は、深々とした夜、
共に海に浸かるあの感じによく似ている。
音のない好奇心。
突如満たされる空虚。
今夜、空間と五感を分かち合い、むき出しの感性を咀嚼し、
ざわめき、恍惚とし、また考えに沈む。
一瞬足りとも気を抜けない。
我々は文化という流動的な共同体である。
人気の新着歌詞
Petrichor – 雨のパレード もうながいこと見つめてた宙に浮かぶ僕の虚空は降り続いてる雨で瞬く間にいっぱいになってしまったそれなりに余裕のある絹のような君の心は降り続いてる雨でじんわりとゆっ
encore – 雨のパレード 時が経つのを待ってる馴染めない熱狂の中適当に身体を揺らしてひとり思い馳せる ひとりデタラメに重なってる音に乗るあなたを横目に鳴り響く轟音がさっと冷ます僕の身体
Noctiluca – 雨のパレード 仲間と一緒に夜をとばしたあの日の場所を探しに行くんだ夜道と木々たちを照らすヘッドライトこんな夜に流れる音はいつも同じだな Rollin' Rollin'追われる
new place – 雨のパレード 次第に盛り上がるこの街肥大する夜だらしない煌めくふざけたパーティ回るシティポップ異常に騒がしいダンスフロアぶちまける声視界にちらつく重なるライト胸躍る気分イカし
Focus – 雨のパレード もう分からなくなったななにを求めてたんだろう僕らはここで足掻きそれぞれの夢のカタチを描くそれでも未来はいつも静かに変わらないままそこにいる息を切らし逃げ出した僕
Movement – 雨のパレード 周りの作った成り行きに身体をただ単に委ねてる疑うことをしない僕らはクラップ クラップ クラップ誰かが垂らした絵空事をまた理解しないで受け入れる考えることをやめた
Tokyo – 雨のパレード いつものように街へと繰り出すこぼれ出る改札空は無表情見知らぬ人の渦に流されて脈絡のない時を過ごす不意に僕を襲ってくるどうしようもなくなるほどの巨大な虚無感こんな
epoch – 雨のパレード 果てしない深い夜を僕は知った踊り明かした人は綺麗だ身体でも音を聴けることを知ったそこに意味は必要ないなはしゃぐと汗をかくことに気付いた音に任した気持ちいい夜だ言
morning – 雨のパレード 寝ぼけてる声がそっと部屋に響く目覚めると君はいつも寝ぐせのついている僕を笑う朝の澄んだ空気を吸って僕らはまた横になったくだらないことで笑い合ってものすごく愛おし
You – 雨のパレード あの頃の僕は霧の中の様な場所にいて遠くの方が見れなくなったから近くにあるものだけを必死に守っていたんだ窓を揺らしている風の言葉は僕にはわからない先のことを考える
free – 雨のパレード 時間に追われる毎日に約束ばかりが増えていく身体はここにあるのに僕はここにいないそれなりに前に進んできた抱えてるものもあったりするそれでも自由に生きていたい僕が選
stage – 雨のパレード いろんな想いを背負って上がるステージ期待や不安に身体は重くなるまるで暗くて深い穴を覗き込んでるそんな気分に襲われてしまうそれでも何度も足掻いて乗り越えてきたこん
1969 – 雨のパレード その頃のムードを僕らは知りはしない1969新しい世代変わることはなさそうないまを眺めていた日々にサヨナラ僕は抗うきっと人はいつでも今に満たされないもう誰かに期待
寝顔 – 雨のパレード 今日も一日君の周りでいろんなことがあったんだね苦しかったり悲しかったりしてもひとつひとつは君を作っていく重くなってきた瞼こすってそのまま二人で毛布にくるまった子
Hey Boy, – 雨のパレード Hey 目を伏せてなにからそこまで逃げてきたんだい?もうさ 戻れないそんな風に思い込んでないかい?ねえ いつになれば自分のことを信じられるかなもうさ ダメみたい