雅夢

浮雲 – 雅夢

うぶなお前はかわいさかくし
かくしきれずに影を残す
ついてくるのは女の方と
平気でほほもなぐれたものさ
二人つくった思い出たどれば
言葉とぎれて 目をそらす
そんなお前を この俺だけが
包みきれると信じてた

遠くに消えてく
流れゆく浮雲
遠くに残した
お前の影を追いかけ

私 本当は女なんかに
生まれるはずじゃなかったなんて
俺がひろった女の中で
お前だけは忘れられぬ

遠くに光を
見つけた時にお前は
遠くにはなれた
俺のことなど忘れるさ

遠くに消えてく
流れゆく浮雲
遠くに残した
お前の影を追いかけ

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