長山洋子

雪解け – 長山洋子

あんたは誰に 似たのかね
母に冷たく言われると
幼い胸は 傷ついた
生まれて来なきゃ よかったの

十五になって 家を出て
帰るもんかと 叫んでも
都会に雪が 降る夜は
ふるさと津軽 滲(にじ)んでみえる

あのね あのね 私はずっと
あなたに あなたに
歌って ほしかった
ほんの ほんの 少しでいいの
みんなが 知ってる 子守歌

母さんみたく ならないと
いつも思って きたけれど
鏡を見れば あの頃の
あなたに私 似てきたわ

男の運が 悪いのも
きっと母親譲りなの
それでもやっと 人並みに
幸せだけど 満たされてない

あのね あのね 私はずっと
あなたに あなたに
甘えて みたかった
そんな そんな ちっちゃな夢は
おとなに なっても 叶わない

あのね あのね 私はずっと
あなたに あなたに
微笑(わら)って ほしかった
遠い 遠い 瞳(め)をした母は
今では 私を わからない
母さん…私はあなたの娘だよ

人気の新着歌詞

恋のプラットホーム – 長山洋子

じゃあね又ね 今度ねきっとね見つめあう 目と目さえぎるように発車合図で ドアーが閉まるあなたが逢いに 来れない時は私が行くわ あなたの町へじゃあね又ね 今度ねき

父さんの詩 – 長山洋子

明日がいよいよ 最後ねと冷たいビールを 父につぐあなたが失くした 歳月と心の山坂 知ってますごめんネ父さん ご苦労さまと贈る言葉は ありがとう会話(ことば)が互

桶屋の八つぁん – 長山洋子

お江戸はエ 神田のエ こちとらチャキチャキサ紺(こん)の半纏(はんてん)ひっかけて 富(とみ)くじ神だのみ愉快だね 楽しいね ドンと当たれば千両箱(せんりょうば

精霊流し – 長山洋子

去年のあなたの思い出がテープレコーダーから こぼれていますあなたのためにお友達も集まってくれました二人でこさえたおそろいの浴衣も今夜は一人で着ます線香花火が見え

花園しぐれ – 長山洋子

想い残しと 飲み残しイヤよ今夜は したくない明日(あす)は遠くへ 行くあなた涙は涙は バラ色ね胸に降る降る 花園しぐれ過去をたずねた こともない傷をいじくる こ

旅鳥 – 長山洋子

羽を痛めて 飛べない連れを守って寄り添う 旅鳥よ群れははるばる 南をめざし先に行ったよ あの空をちょいと お前さん 私が倒れたら抱いて寝かせて くれるかえ元の 

博多山笠女節 – 長山洋子

夜明け前 博多の男が山笠舁(か)いてオィサッオィサッ 風になる私ゃあんたの 赤手拭(あかてのごい)に一年一度 惚れ直すときめくざわめく 祭りの女節水法被(みずは

捨てられて – 長山洋子

でもね あの人 悪くないのよ噂信じた 私が悪いそうよ一人に なるのこわくて尽くしすぎて捧げすぎて 捨てられたのどんな愛でもいい すがれるものならどんな愛でもいい

倖せにしてね – 長山洋子

倖せにしてね 少しだけでいい雨あがりの青い 空のように平凡でいいの 小さな窓であなたに手を振る そんな暮らし涙の神様 どこかで見てるなら目を閉じて 見逃して 最

さだめ雪 – 長山洋子

苦労(くろう)くの字に 小枝(こえだ)を曲げて雪を着て咲く 梅の花命かけなきゃ 花にはなれぬそんな意気地が 香に匂う戴くわ、その魂(こころ)私も雪に 咲く女くず

むすばれたいの – 長山洋子

だってあなたに 似てたんだもの旅で見つけた クマのキャンドル愛と願いを 込めながらそっと灯すわ テーブルに縁むすびになってね この世でひとつの縁むすびになってね

恋酒場 – 長山洋子

ランプがゆれる 馴染(なじ)みの店じゃ噂ひろって あつくなるいつかはきっと 帰ってくるさ惚れた ひとだものくよくよしたって なみだがでるから今夜も飲もうかああ 

花巻の女 – 長山洋子

旅立つひとに 背を向けてくちづけなんて できませんああ 汽笛が山を つらぬいて聞き分けなくす 狼森(おいのもり)焦がれ果てるか焦がれ果てるか この花巻で東京のど

やどり木夫婦 – 長山洋子

もののはずみで ねェあなた手に手をとって なァおまえ三三九度の 盃も駅の屋台の コップ酒あれからいろいろあったけど笑顔がうれしいやどり木夫婦口が重くて ねェあな

よさこいソーラン女節 – 長山洋子

惚れたあんたはョー 移り気だけど泣いて退(ひ)くには はやすぎる熱い想いを たぎらせて たぎらせて今宵(こよい)とりこに してみせるヤーレン・ソーラン(ソーラン

紅い雪 – 長山洋子

生きるも果てるも あなたと決めたのいのち半端(はんぱ)に 切り裂けないから苦しみ悲しみ 恋にはつきもの泣いて捨てたり 出来ない女です紅(あか)い雪にかくれ 白い

艶姿女花吹雪 – 長山洋子

色は匂えど 散るさくら残るさくらも 散るさくら好きなら好きだと 何故言えぬエー意気地(いくじ)なしおんなは惚れたら 止らないいまを盛りと チョイトチョイト花吹雪

雨おんな – 長山洋子

なぜかしら 私 雨おんな大事な時には 雨が降る不思議よね 私 雨おんなあなたと出逢った あの夜(よる)も二つの傘が 一つになって肩寄せ歩いた 段葛(だんかずら)

木曽の翌檜 – 長山洋子

木曽のナー 仲乗りさん私ゃあんたに 一目惚れ山には檜(ひのき) 黒檜(ねず) 椹(さわら)胸には根気と いう名の木あすなろ あすなろ 明日(あす)は倖せにあすな

愛 ありがとう – 長山洋子

晴れた朝も雨の夜にも 歩いた この道明日からも ささやかだけど 花を咲かせたい世の中は あぁ 世の中は しあわせさがし転んでも あぁ 転んでも 包んでくれたあり

Back to top button