鈴村健一

あすなろ – 鈴村健一

路地裏には 暗い暗い灯り
そこに集う羽虫たちの様
もがく僕らは crying crying 共に
秘めた思いをくすぶらせてるんだ

「何をすればいい」
それがわからない
無限の意味恐れてる
しびれ切らした 両の足が
立ち上がれとせがんでいる

すべて運命だなんて神の落書きだ 丸めて捨てるさ
たったひとつの冴えたやり方 いつも胸に抱いて
夜明け 睨みつけるよ

玉虫色した未来の話
机上の空論 素晴らしいシミュレーション
スニーカーのひも 結んでさあ
計画通りまずは顔上げるんだ

アスファルト叩く無数の足音
一つ一つに意味がある
ここにいる理由 探し求めて
くちぶえ吹いて歩いていく

箱庭の外にいる のぞき見の神に 会えたとしたら
平手打ち一発くらいは かましてみたいよね

名もなき花は明日へ 生まれ変わるため
夢から覚める
誇り高く伸びゆく姿 僕ら知ってるんだよ

生まれ落ちた謎はすべて終わる時 解けると信じて
たったひとつの冴えたやり方 神を欺くんだ
今を生き抜くのさ

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フタリジカン – 鈴村健一

そのミルクティ飲んだら 散歩に出かけよう特別サプライズなど ありはしませんけど夕食はいきつけのあの店で乾杯明日は月曜日だとか 野暮なこと言わないで365日をダイ

光よりはやく飛ぶロケット – 鈴村健一

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CHRONICLE – 鈴村健一

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「1たす1は?」無邪気に問うあの顔ピースサイン見せて 正解でしょ? がっかりしないでよ「常識なんか偏見のコレクションたちだ」その言葉 ぐさり 刻み付けてから歩き

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シロイカラス – 鈴村健一

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蒼 – 鈴村健一

何万光年 漂うのか蒼い星の光は何十億もの生命 散らばる瞳の数だけ 望む景色がある砂漠の街は 雨を求め祈り争う街は 勝利者を称えるめぐる おもい すべて 真実で誰

Analog Fighter – 鈴村健一

笑い転げるほど観たTVも今や全部おんなじに見えてきた あれは誰だ?「必要ない」そんな意地を張って「スマートフォン興味なし」なのに横目で チラリ積み重ねた日々 生

ロスト – 鈴村健一

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Destination – 鈴村健一

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あいうえおんがく – 鈴村健一

あいまいなへんじばっかじゃいやだいいじゃないはっきりいえばさうそはいけないとそだったからえぶりでい!そう!えぶりばでぃせい!おおごえあげなきゃ おいてかれるぞか

バベル – 鈴村健一

素知らぬ顔で僕ら悩んでる「言葉にしたい」その気持ちは複雑だってこと例えば今日 君ご機嫌斜めで何も言わない 何も言えない 無限ループ読み終えた小説 今朝食べたパン

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