鈴木祥子

あじさい – 鈴木祥子

水たまりは虹色 紫陽花はむらさき
昨日のことみたいな
あの街で暮らしてた日々を想うよ

急な雨に降られて 逃げこんだ軒先
コートも傘もないのに
笑いながら公園まで 自転車を飛ばした

となり町の踏切から 強い風に吹かれてくる
今よりもすこし幼い あなたとわたしを
駆けよったら 思いきり抱きしめてあげたい

水たまりは虹色 紫陽花はむらさき
ふたりは恋してただけ
ふりかえる街並みに光が差してく

古い教会の曲がり角を 強い風に吹かれてくる
今よりもすこし幼い あなたとわたし
駆けよったら 思いきり抱きしめてあげたい

水たまりは虹色 ふたりは恋してただけ

強い風に吹かれてくる
駆けよったら抱きしめてあげたい

振りかえる屋根のうえに 虹がかかる

水しぶきはダイアモンド 藤棚はアメジスト

ふたりは恋してただけ

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たしかめていてよ – 鈴木祥子

誰かの物語を生きてみたとしてもあなたを待ちつづける夜があっても大人の顔して かんがえてみても電車は突き刺してく 真夏の影をすべてが夢のように 窓を過ぎるあたしは

さいごの果実 – 鈴木祥子

探してばかりの僕たちは 鏡のようによく似てるから向き合うだけで繋がるのに 触れ合うことはできないまま目を凝らした手を伸ばした化石みたいに眠っている 開かれるのを

GOOD OLD DUSTY ROAD – 鈴木祥子

あの川べり 丘のうえから 見上げた空つづいてるよ 枯れ木のシルエット二人を乗せた 自転車がほら 走り出すよベルを鳴らして 丘の向こうへあんなに 遠くなってゆく 

夜の中へ – 鈴木祥子

最終列車が長い光の列になって 遠い陸橋を渡る頃もう帰る手だてのないふたりは この川べりで夜と誰よりも親しい友達になる川のせせらぎが聞こえる そっと風の笛を耳元に

GOIN HOME – 鈴木祥子

夜明けの小鳥たちが ケヤキで騒ぐよ悩みの行方なんて 泣いても笑っても同じさみしい時はいつも あたしに教えて一番好きな歌を 歌ってあげるよ何もいいことがないのはこ

FRIENDS – 鈴木祥子

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#7 SHUFFLE – 鈴木祥子

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きのう夢の中で – 鈴木祥子

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ぼくたちは旅してる道は遠くつづいてる空は焼け、風が吹き光る大地を呼吸する歩かずにいられない 波立つ心のままで気がつけば動きだしてる太陽が手まねきする方へはてしな

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すべては O.K – 鈴木祥子

I know, baby I know世の中にあるかぞえきれない嘘を愛と自由のためにひとつずつみやぶっていこう“女のしあわせ”なんて!女性雑誌や テレビの中で勝

Shelter – 鈴木祥子

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君の赤いシャツが – 鈴木祥子

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3月のせい – 鈴木祥子

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Sulky Cat Strut – 鈴木祥子

月夜に女スパイみたいな黒のトレンチコートでちかごろ素行があやしいアイツのあとをつけるのどーしよーもない浮気なアイツにもう未練はないけど愛想づかしのコトバぐらいは

午後の坂道で – 鈴木祥子

目覚めたのは雨の午後風の街濡らす空ねむりの中あなたと陽だまりにいたの晴れた日にふたりきり何でもないこと話すまぶしいような 恋のようなそんな午後の夢太陽がもう一度

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