鈴木康博

孤独な夜を吹きとばせ – 鈴木康博

心の底のほうで 戒める言葉 聞こえはするけど
絶えず 何かに 立ち向かう 気力がわかない イラダチ

ラジカル気取って シャニムニ走り出すほど
若くはないことを この体が知っているからか
自分の器を 値踏みしてしまうからか
費やすのは時間だけ

そう 責めるな 自分を責めるな
皆んな同じだゾ そうは思わないか
解り合える 友はそばにいる 孤独な夜を吹きとばせ

Good Time, Bad Time 見通しては 胸を膨らませ 肩を落とす
ただの 時の移ろいと 悟るにはまだ 若すぎる

いつだって誰だって 上を見て夢見て
登りつめた階段の上でまた違う夢みて
行き詰まって 守り出して 重荷になって 思い知って
生きてゆくんだ それでも

そう 嘆くな 人生嘆くな
捨てたモンじゃないゾ 僕らのチカラは
光ある方へ きっと立ち向かう 不思議な強さがある

そう 責めるな 自分を責めるな
皆んな同じだゾ そうは思わないか
頼り合える 人はそばにいる 孤独な夜を吹きとばせ

そう 未来を 遠いものにするな
明日を変えれば その次の日が変わる
惑わされるな 日々のイラダチに 長いゾ 先は長い

そう 責めるな 自分を責めるな
皆んな同じだゾ そうは思わないか
解り合える 友はそばにいる 孤独な夜を吹きとばせ

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