鈴木友里絵

  • 不器用な唄(二十歳の弾き語り) – 鈴木友里絵

    生まれた時からきっと不器用にできていたのかも今ではやっと一人で強がることもできるけど「人の二倍はかかるから努力しなさい」 いつも言われてたなできないことの数ばかり気にしてキライなとこが増えた比べてばっかの毎日じゃ ねえ何が変われるの?自分だけの色は何色なんだろう 背が伸びたことを良いことに大人になった気でいたのさ自分の後ろ姿がかっこよく思えてたのさだけど小さなことに意外にもろくて 周りにあたって保…

  • MIRAGE – 鈴木友里絵

    美しいものばかりが目に入るな惨めな想いだけはしたくないんだ誰に言われたわけでもないでも誰かを怖がっていつの間になくしてたの?あたしは誰 鏡よ鏡 教えて本当のあたしを映して! 何より大切な物はもうこの手に持っていたのあなたが教えてくれたからありのままでいられるよちゃんと好きって言えるよあたしはあたしでそれ以外でもない どんな綺麗なものを身にまとってもあの子にはなれないのわかってるけど作り上げた自分は…

  • 砂時計 – 鈴木友里絵

    もしも 僕があと少しだけそばにいられるんだとしたらあと少し先の未来の君に何を残せるだろう何ができるのだろう もしも 神様が1つだけ願い叶えてくれるのなら誰かの捨てた命を僕に譲ってくれないか?大切に使うから この手を握るのもできなくなるの?時間は通り過ぎてく ああ残酷だ君との約束も果たせないままのこんな僕を許して 砂時計が落ちるように命の粒は流れて減ってゆく僕が生きたその時間は君がずっとずっと覚えて…

  • Secret Love~ランチの片想い~ – 鈴木友里絵

    まぶたを照らす日差しがまぶしいきっともうすぐこの街も色付いてゆくせわしなく人が行き交うこの街で小さな恋が生まれました 揺れる想いはあなただけのものまたあなたに会いたくてしかたがないそんなあたしは今日もせっせと働きながら恋焦がれてる 12時過ぎたらドアが開いて スーツ姿の笑顔がのぞく「いつものやつで」の一言だけであなたのこと少し知った気になってる 会いたい 会いたい もっともっと知りたい彼女はいます…

  • 髪を黒く染めました – 鈴木友里絵

    髪を黒く染めましたお気に入りだった 光る光る金色の髪を染めました髪を黒く染めました自分らしさってやつは まるで必要無いんだと言われてる気がしました 漫画家になりたかった 宇宙飛行士にもなりたかった色んな自分を夢見てた小さなあの頃黒いスーツの中で情熱が消えそうだ「ちゃんと今を見つめなくちゃ 大人になったんだから」だけど本当にしたかったことってなんだろう?胸の奥燃え盛るような 大きな夢だってあっただろ…

  • ぎゅってしよ – 鈴木友里絵

    もしも明日世界が終わってしまうとしたら僕は君の隣でこの身が果てるまで「愛してる」って言うんだろうな 君がくだらないことで笑うたび君のやわらかい声を聴くたび僕はガラでもないけどこの世界の平和なんて願っちゃったりしてる あぁ 流れる季節の中で僕らただ恋をしただけぬくもりがこの夜に溶けていくのが怖くて だから ぎゅって、ぎゅって、ぎゅってしよ君の温度を忘れないようにぎゅって、ぎゅって、ぎゅって、ぎゅって…

  • あたりまえの日々 – 鈴木友里絵

    いつも通りの朝 あなたがいることも あたりまえだったこうして笑うことも 泣くことも全部 あたりまえだった でも目が覚めると そんな幸せが無くなっていたり壊れちゃったりするね もっと大切にしなきゃダメなんだね 口に出さなくちゃ伝わらないから 伝えようどんな小さなことでも 今 あなたに 一度だって 忘れないで今ここにある全てのことが愛しくて 無くしたくないよあなたがいるから 私がいる ごめんキツイ言葉…

  • 変身するの – 鈴木友里絵

    苦しいとか 悲しいとかそんなものは捨ててしまおうどうせシワ付かないように持ってても開く時にはグシャグシャだもんね キラキラな綺麗なもの全部集めてずっと見ていよういつかこれがあたしに似合うまでそっと引き出しにしまっておこう 大人になるの ブルーのシャドウ凛とした口元よ 赤いリップ自分のことを好きになる自信があたしには足りない さあ“変われ”って“変われ”って魔法をかけた“マハリクマハリタ”今にも解け…

  • 強くなれなくても – 鈴木友里絵

    自分を信じることをやめてしまったあの子は代わりに誰かのことを信じたいと思った 「あたしは弱い人で きっとあなたがいないとだめね」なんて言いながら泣くことはなくて 瞼の裏に隠したまま 人間だもの そんなには強くないのにな隠すことばかり上手くなってもっと素直に生きたいのに 白い息がこぼれる 駅前の歌に足が止まる捨てられずにいた大事な夢は 心のどこかにひっかかったまんまで 人間だもの 沢山の夢があるのに…

  • Runner – 鈴木友里絵

    息を吸って、吐いて、吸って鼻を刺すような冷たい風が肺を焦がす吸って、吐いて、吸ってこの想いを繋げたい 叶えたい スタートラインに並ぶいくつもの想いはどれもなんて強く美しいのだろうでもその中でも一番になってみせたい君の声が僕を奮い立たせる ほら! 僕らが繋いだこのタスキにはあの日の悔し涙も共に流した汗も笑顔も全部刻まれているんだだから僕は前へ進むよ 君と共に 何度だって 転んで 立ち上がって負けそう…

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