野中さおり

天の川恋歌 – 野中さおり

恋に焦がれて 鳴く蝉(せみ)の
哀れさ感じて 引いた口紅(べに)
うすい袷(あわせ)の 帯を解(と)き
抱かれた私は 愚かでしょうか
夜空にかかる 天の川
次の逢瀬は いつですか
あした あさって しあさって
それとも逢っては いけない恋ですか

窓の向こうの 螢火(ほたるび)を
あなたは無邪気に 手ですくう
いのち短い ひと夏を
一途に燃えたい 螢のように
夜空にかかる 天の川
胸の涙が 見えますか
ひとつ ふたつと またみっつ
このまま儚く 散りゆく夢ですか

夜空にかかる 天の川
胸の涙が 見えますか
ひとつ ふたつと またみっつ
このまま儚く 散りゆく夢ですか

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