都はるみ

はるみのマドロスさん – 都はるみ

風にきらめく しぶきの虹が
船の舳を 染めて散る
さらば出船だ 汽笛の唄に
行って来るぜと 帽子を振れば
富士も見送る 青い空

なんの怖かろ 怒濤の声も
俺の耳には 子守唄
揺れるデッキで マドロス便り
書けばあの娘の 瞳のように
燃えて南の 星が出る

花のホノルル シスコの灯り
明日の港へ 夢は飛ぶ
鯨 潮吹く 太平洋も
海の男にゃ 第二の故郷
月と思い出 語るのさ

人気の新着歌詞

海峡の宿 – 都はるみ

さいはて本線 そこから先は吹雪を抱く海 夏泊(なつどまり)ひとの噂の 吹きさらしいいのあなたと あゝ一緒ならさしつさされつ 契り酒ふたり雪国 海峡の宿遠くは凪で

邪宗門(JA SHU MON) – 都はるみ

残照(ざんしょう)の光の海を二人行く ふたりゆく花のごとかる罪を抱きてただ一本 買いしコスモス 冷たくて素直なるかな 花の透明昼深く 夢に見ている しろじろと煙

総司絶唱 – 都はるみ

「死んじゃいやです」「バカを言うなよ」さしかける 蛇の目の傘を たたく雨花にそむいて 命をかけるバカな男の バカな男の うしろ影夢かうつつか いまもなおすすり泣

大阪ふたり雨 – 都はるみ

肩が濡れるよ 車が通るそっとあなたが 抱き寄せる身の丈丁度の しあわせはひとつの傘の ふたつ影あなたとふたりおまえとふたり恋の大阪 ふたり雨ちょっと寄ろうか い

さよなら列車 – 都はるみ

赤いランプが もうこれきりと泣いた心を またせめる駄目なのね 駄目なのよ発車のベルの 鳴る窓であの人があんなに あんなに手を振るさよなら列車どうせいつかは 別れ

深夜劇場 – 都はるみ

きりのない夢に そっと幕をおろしこの席 立ちましょうもうすぐ 深夜劇場の明かりが消えるさよなら 素敵な恋そう 誰より素敵な人最初にすがって泣くのは女私らしくない

惚れちゃったんだヨ – 都はるみ

ホー 惚れちゃったんだョーたかが女と 笑ってみても惚れちゃったんだョーとうに心は めろめろなのさ瞼の裏に やきついてはなれ はなれないんだ 面影がホー 惚れちゃ

草枕 – 都はるみ

人の世の夢にはぐれて 行きくれて孤りつぐ酒 ひりひりとやつれた胸に 傷口に泣けよとばかりに しみわたる振りむけば咲かず終いの 恋いくつみれんほろほろ 盃におもか

散華 – 都はるみ

櫻 れんぎょう 藤の花芙蓉 睡蓮 夾竹桃野菊 りんどう 金木犀桔梗 侘助 寒牡丹女雛 矢車 村祭り螢 水無月 野辺送り 父よ 恩師よ ともがきよ母よ 山河よ わ

ムカシ – 都はるみ

ムカシ ムカシ そのムカシいいことばかりがあったそなほんとに ほんとに いいことばかりでムカシって凄いんだなきみの部屋に オバケが住みついていないかいほんの小さ

雨やどり – 都はるみ

傘は あなたが さしかけて私がさせば ぬれるからこんな形に 寄りそえばむかしのことを 想い出すあなたどこかであなたどこかで 雨やどりお酒でも飲んで 行きましょう

おぼろ月夜 – 都はるみ

ふるさとの丘の 白い花二人であるいた 小径(みち)に咲き胸に思い出 匂わせて泣かないつもりの 私を泣かすああ「さよなら」の手紙一つも残さずに私からあなたは 離れ

ふるさとよ – 都はるみ

遥かなる 山よ河よこの瞳 閉じれば 心の中に故郷を 遠く離れひとり たたずむ 夕やけ空にこみあげる想いよ 愛しさよ北国 浮き雲 母の顔いつの日か帰ろう 星降る町

大原絶唱 – 都はるみ

かがり行燈 衣越しに匂いこぼれる 白い肌膝をすすめて 恋い問うひとに罪を承知の 隠れ茶屋高野川 瀬鳴りの音に花橘を慕って 郭公が鳴く生きて甲斐ある 命なら夜叉も

氷雪原野 – 都はるみ

時代おくれの 男の匂い暗いその眸が 気にかかる遠く哭くのは 汽笛か吹雪か人が人恋う 流行歌に似て胸を揺さぶる根室 厚岸 氷雪原野あなた使った 名残り湯なのね滴な

たんぽぽの花 – 都はるみ

風に吹かれて はじけてとんだたんぽぽ たんぽぽ たんぽぽの花住めば都と 目と目で笑う小さな日溜りに 寄り添いながら今日も咲きます あなたとわたし命うき草 根のな

桜時雨 – 都はるみ

負けないで 生きてゆこうねとおみくじ結んだ 銀閣寺寄り添いながらも 遠くなるさだめを怨んで 泣いた日の愛しさ 哀しさ また呼び返す桜時雨は 面影しぐれ別れても 

夕陽坂 – 都はるみ

歩いて歩いて ここまで来たわ 「あなた」「おまえ」と いたわりながら 続く坂道 雨風あらし いいじゃない いいじゃない いつの日か 陽は射すものね ……しぐれ坂

今ひとたびの~Vaya Con Dios~ – 都はるみ

場末あたり 掛かりそうな 名画みたいとっぴ過ぎて こんな出遭い 怖くなるわ…窓の下は 永遠(とわ)に仏陀(ぶっだ) 眠る森ね夕陽の中 孔雀も 落ちて行く…Vay

アラ見てたのね – 都はるみ

さあさ皆さま 恋した時は身ぶりそぶりで すぐわかるあんなこと言ってちゃってちゃって 言っちゃって昨夜(ゆんべ)も二人で 一本橋で別れがつらくて 遠まわり 遠まわ

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