郷ひろみ

狐火 – 郷ひろみ

家路へと急がなきゃ
夕煙を浮かべて
でも今日は帰れない
目の前の美しさ

少し酔ってた
狐火のような君に
妖しく揺れる目と身体で
踊ってた
俺のせい

靄の中
少し甘い匂いだった
化かされたって
もう二度と君には会えやしないと
わかってる

俺は酔ってた
狐火のような君に
妖しく揺れる目と身体で
踊ってた
俺のせい

美しかった夜も
歳をとって煙った

俺は酔ってる
煙草でむせるくらいに
こんなに気取った夜も更けた
さよならさ
ひとりで
俺のせい

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ため息が銀色で空気より冷たそうはしゃぐ街 まぶしい夜君がいない 夜空の中で一人待たせるだけ 待たせながらまた一人にしてしまった恋人たちのためのようなこんな夜を星

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にぎわう交差点 向こう側のキミそんなにあわてなくたっていいよ 転ぶなよ出会った頃のときめきのまままっすぐ僕の腕の中に 飛び込んでくればいい僕を信じて 君のすべて

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