遼花 -haruka-

行方不明 – 遼花 -haruka-

これ以上 話しても 何も 変わらない
信じたかったよ だけど違ったんだ

鞄を一つだけ 抱えて飛び出したんだ

一人さまよう 夜の街並み
ひどく賑やかで どこか歪んでいた

二度と戻らない そう心に決めた

降り出した雨の中で 指先から凍えてゆくの
誰にも気づかれずに 消えてゆく僕は だんだん透明に変わる

ゴミ捨て場には 群がる鳥が

居場所を見つけても次の日こは もう立入禁止
自由の裏側で 戦い続けて 生きてゆくカラスみたい

鳴らない電話が今も 鞄の底で眠ってる
遠く聞こえたサイレンは 誰を探してるの?

どこかに安らげる場所があるよって 誰かが言っていたけど
ずっと 変わらずに信じられるのは きっと 自分の心だけさ

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Yes – 遼花 -haruka-

ねぇ 君の名前を教えて 誰も知らない 君がつけた 本当の名前そう 君は小さな小説家 ひとつひとつ紡ぐ言葉 迷いながら吹きつける風には 耐えきれずに 飛び立つ鳥た

羊たちのララバイ – 遼花 -haruka-

海を渡る者たちは 長い長い旅終えて ひと休み ひと呼吸陸に上がる戦士たち 沈む夕陽に 遠い国を想った窓の外ながめていた 彼女は 流れ星に ひとつだけ 願い事を「

愛の柩 – 遼花 -haruka-

報われない わかっているのに ずっと抜け出せない あの別れの日から無邪気すぎる 笑顔は悪魔 記憶の中で とても可愛くて尊い出会いを 信じていたいから お願い 二

180° – 遼花 -haruka-

家を出て ふと 忘れもの 一つ気づいた覚悟だけ 取りに戻って 急いだ手に入れたなら いらなくなる わがままな欲望はきりがないけど変わらず好きでいられるものを 探

こわれもののブルース – 遼花 -haruka-

誰かが歌ってた 痛くて優しいブルースいつまでも聴いていた 東京の空の下「俺が撃たれても お前は生きるんだ」乾いたその声が 霞んだ僕を変えてったんだ中古ショップで

重力がなくなるまで – 遼花 -haruka-

好きなものは好き それだけで生きてきた変わることはない 自信だと思ってただけど砂利道を 転げる日々の中で同じ場所目指す 君たちと出会ったんだ知らない場所があるか

静寂よりも静かな音[Gloria In Excelsis Deo] – 遼花 -haruka-

あの日あの時刻から 時が止まった場所壊れた心を抱きしめ 笑顔つくり 君は歩き出すあれからどれくらいの 強さ手にしただろう途切れた本当の笑顔が 戻ることを 僕は祈

風速ゼロ – 遼花 -haruka-

夢中になった勲章は 僕をあざ笑う 部屋の隅で 錆びついたギター夢を語った仲間たちも いつしか離れ 大都会を 足早に歩く風速のジェットは 翼広げ世界を見ようと 世

マーメイド – 遼花 -haruka-

童話の続きを 泳ぐマーメイド両手にあふれる 憧れをくれた幼い僕が 波打ち際に ひっそりと佇んでる どこか遠く眺めて白く白く光る さざ波に触れる深く深く沈もう 喜

No Codependence – 遼花 -haruka-

あなたの期待を 裏切ったままで出て行く私を きっと恨んでるんでしょう?私はあなたの ロボットじゃない古びたギターが「やっぱりね」と笑うよ拳を高く上げて その手を

机の上に咲く花 – 遼花 -haruka-

如雨露で毒を注がれた 花たちが枯れてゆく大切なもの守るための 傘を広げる勇気さえなくて優等生の真似事を いつまで続けるつもりなの?答えられない 空っぽな胸 虚し

ホームタウン – 遼花 -haruka-

最後の朝 むだに早起きしてこの町の朝露を吸い込んだ荷物も全部 きれいに詰めたからもて余して ぼんやりと考えていた夜更けにずっと 眠れず数えてたけど君までの距離だ

グッバイ!社会人 – 遼花 -haruka-

いつもの朝のコンコース 寝ぼけた顔で歩いてる背広の波に押されながら誰のために生きているの? 問いかけても答えはなく今日も長い一日が始まる無機質なビルに 吸い込ま

声を – 遼花 -haruka-

作られた台詞ばかり 言わされてたよ 今から思えば窮屈な服を着てさ 何もできずに されるがままにまた今日も言えなかった 空き缶蹴飛ばし 歩く帰り道色あせたこの景色

無秩序の車 – 遼花 -haruka-

スピードを競うだけの高速道路ゴールに辿り着けると 嘘つく対向車線へ ハンドルを切って息もつけないレースをはみ出せ!いらない明日にブレーキを僕たちは言いなりじゃな

流星群の時代 – 遼花 -haruka-

新しく出会っては また別れる あわただしい 人ごみの中僕たちはとどまれない だから今も あがいているんだろうどんなに強く 偉い人も 永遠は買えないのなら僕がいた

拳と鎖 – 遼花 -haruka-

生まれた時から 自由な心をいったい誰が奪えるというの?どんなに傷ついたって 誇り高く守るよたとえ全てが敵でも荒らされ 踏みつけられた 脈打つ僕の魂鎖に繋がれたま

未来航路 – 遼花 -haruka-

コンクリートの道は あの灰色の港へ続いてる水平線が見たい 行き止まりのない景色想像してたよりずっと 地球は広いはずさ今すぐ 船を出そう冒険して生きてゆこう 財宝

君の味方 – 遼花 -haruka-

君の涙が あと少し乾いたら話をしよう 小さなベランダでビルの迷路から 冷たい視線からやっとここまで逃げてきたんだだから僕は君の味方さいつも何億年の孤独を抱きしめ

ムネニキボウヲ – 遼花 -haruka-

立ち昇る朝日を眺めてたんだ 涙を乾かすため長い夜 震えて 数え切れない 弱音を噛み殺したこの国の中の 暗闇を 照らしてゆくのは 僕だけだからすべて壊したい まだ

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