誰かが歌ってた 痛くて優しいブルース
いつまでも聴いていた 東京の空の下
「俺が撃たれても お前は生きるんだ」
乾いたその声が 霞んだ僕を変えてったんだ
中古ショップで手にしたギター 迷いを切り裂く 傷だらけのコード
こわれもののブルースが 寝ぼけたお前の目を覚ます
長い長い 眠りのあと 目覚めた獣のような歌
誰だっていつかはさ 息絶える日がくるなら
まるで死んだ魚の目で 全てあきらめたようなふりしないで
埃まみれの倉庫 凍える冬だった
夢中で奏でてた 自分だけのブルースだった
「俺の真似ではなくて お前自身を歌え」
乾いたあの声が 頭ん中繰り返すんだ
ボリューム上げて 高鳴る渦へ 友の声さえ 聞こえなくなるよ
押し殺した感情が ギターにのって溢れてく
暗い暗い 海の底を 照らすレーザーのような歌
擦れた社会に染められて 閉じた心を開いてよ
世間を知った大人の目で 何もかもわかったふりをしないで
ずっと欲しがっていたんだ 説得する力だけを
今この場所で 示すしかないんだ
あの日 あの悔しさを 振り切るようにかき鳴らす
こわれもののブルースが 汚れた奴らを置いてゆく
まるで研いだ刃物のように 鋭く光る愛の歌
君が生きてるその意味を 世界中に届けてよ
左胸の可能性を 全て投げ出したようなふりしないで
今でも耳に残る こわれもののブルース
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