逢川まさき

  • 港たずねびと – 逢川まさき

    噂…噂拾って 博多へ来ればゆうべ長崎へ 行ってしまったあの男(ひと)は波止場ネオンに 身を焦がしても咲くに咲けない かすみ草…惚れてもいいでしょ すがっていいでしょ女です 未練です 運命(さだめ)です 港たずねびと すてた…すてた故郷は 別府の町と抱いて聞かされた 寝ものがたりの枕崎酒場通りの つれない夜風(かぜ)に誰が爪弾く わかれ唄…泣いてもいいでしょ 酔ってもいいでしょ月もない あてもない …

  • 命のリレー – 逢川まさき

    この一生だけでは辿り着けないとしても命のバトン掴んで 願いを引き継いでゆけ ごらん 夜空を星の線路がガラスの笛を吹いて 通過信号を出す虫も獣も人も魚も透明なゴール目指す 次の宇宙へと繋ぐ この一生だけでは辿り着けないとしても命のバトン掴んで 願いを引き継いでゆけこの一生だけでは辿り着けないとしても命のバトン掴んで 願いを引き継いでゆけ 僕の命を 僕は見えないいつのまに走り始め いつまでを走るのだろ…

  • 愛のカタチ – 逢川まさき

    桜舞い散る 春待たずしてもしもあなたが この世を去ったら実り黄金の 秋待たずしてあたしは あなたを 追うのでしょう 夏の夕暮れ 裏通りへとあなたが散歩に出かけたならあたしは庭の 錆びたベンチであなたの帰りを 待つのでしょう 愛なんて あたしには愛なんて 似合わないけれど一人で居る時にあなたを思う事が愛ならば これは愛です あなたが教えてくれた事言葉には 何もないけれどあなたが教えてくれた事それは本…

  • LOVE IS ALL – 逢川まさき

    もっと涙が溢れてもずっと明日は遠くてもいつまでも捜してよ 埃にまみれた愛を 乾いた砂の 足跡はもう帰らぬ夢を 叫んでいるようさ風に乱れた 素顔のままで戸惑う想いほら 蹴り上げた空には いつか涙が溢れてもたとえ明日が遠くても黄昏に消えそうな夢なら その胸につないで思い出にしないで いつまでも 憧れよりも 哀しみの数痛めた胸に(tonight)そっと返して もっと涙が溢れてもずっと明日は遠くてもいつま…

  • 紅い花 – 逢川まさき

    昨日の夢を 追いかけて今夜もひとり ざわめきに遊ぶ昔の自分が なつかしくなり酒をあおる騒いで飲んで いるうちにこんなにはやく 時は過ぎるのか琥珀のグラスに 浮かんで消える虹色の夢 紅い花想いをこめて ささげた恋唄あの日あの頃は 今どこにいつか消えた 夢ひとつ 悩んだあとの 苦笑いくやんでみても 時は戻らない疲れた自分が 愛しくなって酒にうたういつしか外は 雨の音乾いた胸が 思い出に濡れて灯りがチラ…

  • ひとりにひとつの空 – 逢川まさき

    追いかけてたものが見えなくなりそうになる時あきらめかけた心に声が聴こえてた 誰かになりたいの?それとも自分を探してる?何度も問いかけながら胸に手をあてたよ 昨日こぼれた涙の跡は明日につながる道しるべ失う怖さ逃げ出す弱さそこからなにかがわかるかな ひとりにひとつ空があるそれぞれの広さで自分を生きるただそれだけを命が与えてくれるなら 朝陽はどんな私にも新しくはじまる苦しみの後その先にある光を信じてみた…

  • MR.LONELY – 逢川まさき

    こんな僕でも やれることがある頑張って ダメで 悩んで汗流して できなくってバカなやつだって 笑われたって涙こらえて 何もないけどいつでも 野に咲く花のように君が優しかったから 僕は元気でいるから どんな時でも どんなことにでも人の気持ちになってこの心が痛むならむだなことだって 言われたってかまわないから 何もないけどなかよく 野に咲く花のように君と暮らしていた頃を 思って元気でいるから むくわれ…

  • 逢いたくていま – 逢川まさき

    初めて出会った日のこと 覚えてますか過ぎゆく日の思い出を 忘れずにいてあなたが見つめた全てを 感じていたくて空を見上げた 今はそこで 私を見守っているの? 教えて… 今 逢いたい あなたに伝えたいことが たくさんあるねえ 逢いたい 逢いたい気づけば面影 探して 悲しくてどこにいるの? 抱きしめてよ私は ここにいるよ ずっと もう二度と逢えないことを 知っていたなら繋いだ手を いつまでも 離さずにい…

  • シアワセ – 逢川まさき

    満ち足りた君の笑顔 ボクの生に意義を感じた守りたいと思う時 優しくなれる気がした 探しても見つからないモノ 願っても叶わないモノ生き切る日常が与えてくれたずいぶん回り道した 時がゆったり流れている 穏やかなキミの寝顔 ボクの中に愛を感じた護りたいと思う時 強くなれる気がした 探しても見つからないモノ 願っても叶わないモノ生き切る日常が伝えてくれたずいぶん回り道した 時がゆったり流れている 満ち足り…

  • なりたい – 逢川まさき

    花になりたいのです生まれ変わったら こんどは花になりたいのです名前も知らない 野の花に踏まれてもなお生きる 野の花に 鳥になりたいのです生まれ変わったら こんどは鳥になりたいのです島を巡る 渡り鳥に自由に羽ばたく 海鳥に みんなと同じになりたいけれど普通に生きたいだけなのだけど生まれ変わったら 今度も私は 私になりたいのです 失敗ばかりの人生だけど無駄ばっかりの人生だけど生まれ変わったら こんども…

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