近藤千裕

日暮れたら – 近藤千裕

日暮れたら お酒を飲んで
恋の終りに 乾杯するわ
街灯り 数えながら
覚えたての歌でも歌うわ

だからあなたも笑って見せて
私のことなら 気にかけないで
通り過ぎてく 季節のように
そっとこの部屋 出てって

日暮れたら 昔のように
気ままに過ごすわ 一人で

日暮れたら 昔のように
気ままに過ごすわ 一人で

日暮れたら ベッドの隅で
灯りを消して 煙草を吸うわ
友達に 電話をかけて
恋の結末 明るく話すわ

そうよ私は窓辺にもたれ
暮れ行く景色を 眺めてるから
後ろ姿を向けてるうちに
何も言わずに 出てって

日暮れたら 夜になったら
忘れてみせるわ あなたを

だからあなたも笑って見せて
私のことなら 気にかけないで
通り過ぎてく 季節のように
そっとこの部屋 出てって

日暮れたら 昔のように
気ままに過ごすわ 一人で

日暮れたら 夜になったら
忘れてみせるわ あなたを

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