辻仁成

僕たちの結婚 – 辻仁成

街角にかりた アパートの二階 親には内緒の生活
隣の歌声で一日が始まる
一緒に暮らそう いますぐ暮らそう
いろいろ二人で決めよう
真冬の公園で 二人は決めた
求人雑誌で 見つけた仕事は
学歴不問のエンジニア
真面目に働いてる 自分がおかしい
日が暮れて、僕は帰る、君の待つアパートへ

初雪が、降りだして、積もりそうな気配
窓の明かりの向こうに 映った君の影を見上げる
結婚しようよ この冬が過ぎて 新しい春が来るころ
この世界に認めさせたい
僕たちのことを 紙切れの上に 名前を連ねる
大人たちのあの儀式を 夢見て憧れる
無邪気な二人

記録的な雪が降り積もって 窓の外は銀世界
ガラス窓に顔押しつけて 遠い春を待つ
雪の中、僕は帰る、君の待つアパートへ
吹雪だし、先が見えない、暗いゆきみちの中を
赤い信号が点滅している
上り坂の途中 日が暮れて、僕は帰る、君の待つアパートへ
降り積もった、雪の中、息を切らせて走った
窓の明かりの向こうに 映った君の影を見上げる

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