軍歌
月月火水木金金 – 軍歌
朝だ夜明けだ潮の息吹き
うんと吸い込むあかがね色の
胸に若さの漲る誇り
海の男の艦隊勤務
月月火水木金金
赤い太陽に流れる汗を
拭いてにっこり大砲手入れ
太平洋の波、波、波に
海の男だ艦隊勤務
月月火水木金金
度胸ひとつに火のような錬磨
旗は鳴る鳴るラッパは響く
行くぞ日の丸日本の艦だ
海の男の艦隊勤務
月月火水木金金
どんとぶつかる怒濤の唄に
ゆれる釣床今宵の夢は
明日の戦さのこの腕試し
海の男だ艦隊勤務
月月火水木金金
朝だ夜明けだ潮の息吹き
うんと吸い込むあかがね色の
胸に若さの漲る誇り
海の男の艦隊勤務
月月火水木金金
赤い太陽に流れる汗を
拭いてにっこり大砲手入れ
太平洋の波、波、波に
海の男だ艦隊勤務
月月火水木金金
度胸ひとつに火のような錬磨
旗は鳴る鳴るラッパは響く
行くぞ日の丸日本の艦だ
海の男の艦隊勤務
月月火水木金金
どんとぶつかる怒濤の唄に
ゆれる釣床今宵の夢は
明日の戦さのこの腕試し
海の男だ艦隊勤務
月月火水木金金
エンジンの音 轟々と隼は征く 雲の果て翼に輝く 日の丸と胸に描きし 赤鷲の印はわれらが 戦闘機寒風酷暑 ものかわと艱難辛苦 打ちたえて整備に当る 強兵がしっかり
いやじゃありませんか 軍隊はカネのおわんに 竹のはし仏さまでも あるまいに一ぜん飯とは 情なや腰の軍刀に すがりつきつれて行きゃんせ どこまでもつれて行くのは
万朶の桜か襟の色花は吉野にあらし吹く大和男子と生まれては散兵線(さんぺいせん)の花と散れ尺余の銃は武器ならず寸余のつるぎ何かせん知らずやここに二千年きたえ鍛えし
「徐州々々と 人馬は進む徐州居よいか 住みよいか」酒落れた文句に 振り返りゃお国訛りの おけさ節ひげがほほえむ 麦畠友を背にして 道なき 道を行けば戦野は 夜の
さらばラバウルよ 又来るまではしばしわかれの 涙がにじむ恋しなつかし あの島見れば椰子の葉かげに 十字星船は出てゆく 港の沖へ愛しあの娘の うちふるハンカチ声を
ここは御国を何百里離れて遠き満州の赤い夕日に照らされて戦友は野末の石の下思えば悲し昨日まで眞先駆けて突進し敵を散々こらしたる勇士はここに眠れるかああ戦の最中に隣