財津和夫

虹色の心~あるいは母の掌~ – 財津和夫

寒い朝には 手に息をかけて
あなたの手のひらが 私を温めた
決して忘れない あなたに甘えた日々
その掌が 私を育てたから

離れた街で やっと知りました
心に虹を あなたはくれた

洗濯物干しながら 話しかけてくれた
あなたを見上げたら 青い空が眩しくて
決して忘れない あなたに甘えた日々
そのやさしさが 私を育てたから

覚えています ささやく声を
眠る私に うたってくれた

あなたの愛の力で 私は生きてる
いつも強い力で 抱きしめてくれたから

子供にもどって あなたを呼ばせて
もいちど包んで 母の腕で

あなたにいつかもらった 虹色の心
きっと伝えるでしょう 私の子供たちにも

あなたもきっと歩いた 虹の上を歩こう
あなたを感じながら

あなたの愛の力で 私は生きてる
いつも強い力で 抱きしめてくれたから

あなたにいつかもらった 虹色の心
きっと伝えるでしょう 私の子供たちにも

あなたの愛の力で 私は生きてる
いつも強い力で 抱きしめてくれたから

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