見田村千晴

わたくしどもが夢の跡 – 見田村千晴

喜怒哀楽クルクルと回るあの娘みたいになりたかった
常識をクソだと突き放すあの人みたいになりたかった
出会えた全てに感謝しますって大人になったら言いたかった
突然メロディが降ってきたんですってインタビュアーに答えたかった

才能 行動 分かれ道はどこに ある?

なりそこなった私にも
会いたいと言ってくれるのだ
不思議なものね Ah Ah
剥がれ落ちてく憧れが
そこらじゅうで強さに変わってく
悲しくて綺麗
心と身体 今抱きしめて 生きていく

ギターを売ってスーツを買ったあいつの背中逞しかった
推しメンに夢を託してる彼らの今に嘘は無かった
こんなにも後悔するならあの時勇気を出してりゃ良かった
だけど人前じゃハッタリをかますっしょ
「私は私らしく生きてるの」

違うな 無理だな 残されてるものは 何?

なりそこなった私でも
大切だと言ってくれるのだ
見つめ合わなきゃ Ah Ah
一生かけたって届かない
景色を持ち寄って語り合おうか
怖くても さぁ
明日には優しくなれるだろう 逃げない

振り返れば無数の残骸
さながら わたくしどもが夢の跡
伝え合わなきゃ分からない
自分のことだって分からない
見渡せば 都会

なりそこなった私にも
ありがとうと言ってくれるのだ
間違ってないみたい 間違っていいみたい

なりそこなった私にも
会いたいと言ってくれるのだ
不思議なものね Ah Ah
剥がれ落ちてく憧れが
そこらじゅうで強さに変わってく
悲しくて綺麗
心と身体 今抱きしめて 生きていく

喜怒哀楽クルクルと回るあの娘みたいになりたかった

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