西脇唯
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「ピュア」~夢見る力を信じて – 西脇唯
あなたの鼓動が今 私にも聞こえるきれいな情熱が ここまで届いてくる白いシュプール まぶしい道 輝く風を連れて 誰かを愛することは 自分を知ることおそれず歩くことを 学ぶチャンスだからあなたの生き方がうれしい ずっと守っていたい 夢見る力を信じて 心にかかげつづけよう純粋なプライドだけが 知ってる最後のゴール その場所へ 泣きたい夜をかさねて 強くなってきた誰かに名前を呼ばれて はばたいてきた本当の…
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冬休み – 西脇唯
現実という海が見える 遠く果てない海が見える舗道とビルの間 信号待ちのすみで 「なんで生きてんのかな」なんて 昨日語っていた友達そうだね 時々わからなくなるから 冬休み ひさしぶり 寒すぎる街角を抜け出してどこか遠い国へゆこうあたたかな風吹く ハイウェイを 飛ばしてみようあてなどない 気ままな旅をしよう 大好きな人がいるだけで 私はこの街にいるけど他愛も無い理由を 結構気にいってる 破壊したいと思…
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冬の惑星 – 西脇唯
「あなたのそういう部分も わかってくれる人ならいいね」FMを流しながら 走る車 友達にうなづいた 冬の惑星に咲く恋は きっと 春一番に輝くもっと 愛せるよ 心から願う気持ちには勝てない 誰も……誇れるくらい見つめよう 「愛は先着順ですか それとも運命順ですか」好きになる その答えは 忘れた頃にそっとやってくる 春の惑星に続いてる 空も風も毎日動いているもっと しあわせになるために出会えた誰かを 思…
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SHARE – 西脇唯
あの日のふたり うれしいことも悲しいことも一緒だったいろんなことをわけあっていたのそして思い出を 今度はわけあってゆくの よく来てた カフェの前 少しゆっくり歩いた約束を「かたち」に変える日 夢見たこともあったね バッグの中で 電話が鳴るたび あなたがどこかでかけてる気がする誰よりも早く「おはよう」を言った そして誰よりもたくさん話してた 楽しかったよね うれしいときも悲しいときも一緒だった小さな…
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Winter Cherry – 西脇唯
あと100年も たたないうちに私たちはいなくて誰も知らなくなる 色あせたって 糸がほどけたって このマフラーがいいあなた くれたから… 街の全部に 自慢して歩こう 冬に咲く花のように たくましく愛したい大好きな気持ちを そそいで 言葉はいつも その日の「ココロ」の場所おしえてくれるだから たくさん話そう 風のキャロルが 遠く消えても 冬に咲く花のように たくましく愛したい寒がりなあなたを 抱きしめ…
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それはひとつしかなくて – 西脇唯
出会えたこと 心が近づいたこと苦しいけれどうれしい 不思議な笑顔どんな恋も それはひとつしかなくて何も誰もかわりには 決してなれない 部屋の鍵 カチャリとひびく音さみしさが またはじまる音友達の電話に 少し笑って星屑のような街をそっと見上げる 出会えたこと 心が近づいたこと見つめても見つめても たりない時間どんな恋も それはひとつしかなくて何も誰もかわりには 決してなれない 朝の駅 おはようの輪唱…
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あなたのいるChristmas – 西脇唯
ガラスのエレベーター ゆっくりと昇るあなたの左手 そっとつないだ迷いを越えられるのは こんな気持ちだけ心が並んで 同じものを見てる たくさんの思いがあふれだすテーブルの向こうに 沈むハイウェイ 忘れないで あの日の空 あの日の海 あの日の夢はぐれてゆく 昨日をおぼえていて 出会った夏 笑った道 怒った夜胸に満ちた 私のことを 木馬のオルゴールが 今年のプレゼント楽しい歓声 聞こえてきそう子供にもど…
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COCON – 西脇唯
見渡せば いろんな「ふたり」がすわっている席の並び方で 愛情がわかる 陽のあたる小さな たくさんのテーブルに真昼の空の色 反射している アイシテイル アイシテイル 思いがいつもこの胸のどこかを あたためているアイタクナル アイタクナル 心のままに大好きなまま 無理をしないで そばにいたいと思う 押し寄せる悩みは 毎日尽きないけどねえ 一緒にいると 軽くなってく 好きになる気持ちは 何でできているん…
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Silent Town – 西脇唯
さめてゆく アッサムティーが 見えないように 深く腰かけた終わってく 恋なのにいとしい やさしい思い出が 浮かんでくるよ 雪の気配 窓に感じて 表の通りを 軽くなぞって止めた車を 見てた 知らない 知らない ふたりになってこれから ふたりは どうなってゆくのおんなじ おんなじ 街角をまた何もなかったようにゆける そんな日がまたやってくるの白い雪のような「こころ」にねえ なれるの 飲みほした コップ…
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BLUE PLANET – 西脇唯
いつもおそくなってごめんね きっと今夜も言うのいつも何か忙しそうで 胸がきゅっと痛くなる 青く染まる 窓に映る街をじっと見てた この舗道(みち)を歩くときにはいつでもあなたがいるよこのビルを見上げながら話をするこの街をなぞるように車を走らせていくよいつの間にか ふえてゆくねかけがえない 思い出たちが 久しぶりにテレビを見たよ 宇宙へ行く飛行機を白い翼 少し汚れた 地球の上 回ってた 私たちは なん…