西浦達雄

風の色 – 西浦達雄

風の色 からみつく 風景の中に
とけてゆく 水色の 想い出が
遠くこだまして 消えてゆく 思わず
声をかけたこと 何時だったか
息をのむほどの 輝きが
包み込むように ちぎれるほどの
夢をのせて
高鳴る この想い 鮮やかに
よみがえれ すべてが 開けてく
目の前の 騒きさえ 今 感じてる
絶え間なく 続く 悲しみにさえ
決して 迷わないこと

いつの日か 永遠の かすかな光が
見えてくる 諦めず 恐れずに
自分自身を飛び込えられたら
置き忘れてた 果たせぬ夢
抱きしめられる 時代は いつでも
追いかけてくる 移ろう季節と
はりさけそうな 夢をのせて
風になれ あふれだす
想いを照り返しても 目に写るもの
すべて 美しく 輝いている
今なら きっと ふり返る事もなく
もっと やさくなれる 強くなれる

高鳴る この想い 鮮やかに
よみがえれ すべてが 開けてく
目の前の 騒きさえた 今なら
もっと やさしくなれる 強くなれる
今 感じてる  絶え間なく 続く
悲しみにさえ 決して 迷わないこと

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