いとしさ憎さが ぶつかりあって
うず巻く 日暮れの 瀬戸の海
おもいきれずに 旅ゆく胸と
どこか似ていて 泣けてくる…
やっぱりダメよ 好きだから 好きだから
あなた… 逢えば抱かれる 私は女
夢だけ見ながら それでも二年
待つしかできない 恋でした
波のしぶきに 合鍵投げて
それで終わりに したくせに…
やっぱりダメよ 好きだから 好きだから
あなた… 意気地なしです 私は女
海鳴り聞こえる 知らない町で
一から出直す はずでした
船を降りたら 名前も変えて
強く生きると 決めたのに…
やっぱりダメよ 好きだから 好きだから
あなた… 今も逢いたい 私は女
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軒を叩いて 降る雨がやせた背中を 重くするあなた今頃 どのあたりおもかげばかりが つきまとう渡りきれない さだめ橋水でうすめた 酒なのに飲めば心に 沁みてくる路
襟を立てても しんしんと風が素肌に 忍び寄る待って 待って 行かないで心乱して 立ち尽くすあなた愛しい あなた愛しい 霧笛坂せめてひと言 欲しかったきっと帰ると
酔ったあんたに この肩貸して転んで拾った 五円玉あれから三年 あの大虎が今じゃ可愛い うちの人…つれづれに惚れて つれづれに歌うそんなもんでしょ 人生は人の幸せ
ここから北国 トンネル抜けて赤い夕陽の 山の駅ふるさとだよ お兄ちゃん白い小さな 木の箱にそっと吹いてる 秋風も東京みたいに 冷たくないでしょう手紙の写真に 似
秋が傾き… こぼれる雪につばさ燃やして 鳥がとぶ戻れない 冬の宿あゝ この恋は あゝ 罪ですか白い素肌に 火の想い朱鷺色に 朱鷺色に 染(と)けてゆく雪雲(くも
丸いものでも 四角でとおすそれが世間というものさ悔しい涙をかみしめて背中であおるはしご酒提灯さびしい 男みち惚れているのに 惚れたといえぬそんな不器用なやつもい
泣いて見送る 桟橋は星もない港町あなたいなけりゃ どうにもならない私です行かないで 行かないで呼んでみても届かない…待ちわびた長さだけ 髪を切って忘れたのに 別
泣きも笑いも 表も裏もあるから芝居は 面白い浮世という名の 晴れ舞台それぞれ役柄 違うけど見得を切ったり 切られたりあんたもさ あたしもさこの役びしっと はまっ
夕(ゆうべ)にひらいて 朝しぼむはかない運命に 咲く花よあゝ夕顔は あゝ一夜花あなたに命 かさねても残る涙の 宇治川の里ふたりで暮らせる 夢なんて抱かれたときか
二度や三度の つまずきでしょげちゃあんたの 身がすたる苦労背おった その肩先に明日の灯りが みえてくる泣かんとこ 泣かんとこ浪花の 意地がある意地がある縁や情け
あなたと私の間には越すに 越されぬ 川があるいくら好きでも 愛していてもあゝ…渡る橋がない風が身を切る浮世川哀しい心に 音もなく寄せる 冷たい 細波(さざれなみ
二度と昨日は ふりむきません決めて 鴎と 越えた海越佐海峡…夕陽の潮路遠く茜の 越後の山がおんな涙をまたさそう男らしさに すがってみてもしょせん かぼそい夢の糸
この川を下れば迷いが 断ち切れますかあなたがそっと 差し出した手の温もりの 嬉しさに明日へ踏み出す 激流(みず)の上戻れない 戻れない もう戻れない戻る瀬もない
いいの一緒に なれるなら苦労くの宇も 工夫のくの宇同じ故郷の 風吹くあなたそうよ心は 錦ですついてゆくのは この人と渡る浮世の きずな橋こんなお古で ごめんねと
水の流れを 染めて行く赤い夕陽の 紅の帯あなたあなた忘れる 術もなく胸を焦がして 立ち尽くす夢も泡沫 忍ぶ川髪の乱れに 手を当ててもらすため息 なみだ橋肌も肌も
男の酒場にゃ 暖簾がいいね人情沁みた 心があるよ雨に夜風に 振りまわされた男浮世の 男浮世の 味がする男の酒なら 徳利がいいね人肌なんて 心があるよ烟る世間に
まるで私の 身変わりに命しぼって 鳴きじゃくるうぐいす うぐいす もういいの愛し恋しで 明け暮れて未練断ち切る 術もない愚痴や弱音を こぼせたらお酒なんかにゃ
心結んだ 桟橋なのにふたりを引き裂く 橋になるあなたお願い 行かないで風よあの船 引き止めて波止場しぐれて 波止場しぐれて啼(な)く汽笛灯(あか)りこぼれる 待
昔気質で 極楽とんぼ涙もろくてお人好し人情横丁 裏通り持ちつ持ちれつ 袖すり合わせ縁を結んで 灯が灯る喧嘩神輿は男がかつぐばちは女の情で打つ人情横丁 夢舞台撥を