西方裕之

  • 倖せふたり – 西方裕之

    やっとみつけた 温もりなのと甘えるおまえの 瞳に涙似た者どうしの 俺たちは同じ痛みを 分け合いながら倖せふたりに あぁ‥きっと来る 純なおんなの まごころだけは捨てずにきたのか 細い肩かなしい過去など 忘れろよどこか幼い 襟足さえも切なくなるほど あぁ‥愛おしい 心ひとつに いたわりあって倖せふたりで さがそうよおまえの笑顔が 道しるべ廻り道した 人生だけど倖せかならず あぁ‥きっと来る 人気の新…

  • 花桔梗 – 西方裕之

    花桔梗 花桔梗ふたりで歩いた ふるさとのすすきが揺れてる 丘の径あの日の倖せ 探しても原野の隅に 青むらさきの愛しいばかりの 花桔梗 花桔梗 花桔梗桔梗の花咲く 秋のころあなたは帰ると 云いましたどんなに遠くに 離れてもこころの中に 浮かんできます忘れはしません あの笑顔 花桔梗 花桔梗過ぎゆく季節を 惜しむよに日陰にいちりん 花桔梗淋しさ堪えた わたしでもふたたび逢える その日が来たらこころに咲…

  • 夕焼とんび – 西方裕之

    夕焼け空が マッカッカとんびがくるりと 輪を描(か)いたホーイのホイそこから東京が 見えるかい見えたらここまで 降りて来な火傷(やけど)をせぬうち 早くこヨホーイホイ 上りの汽車が ピーポッポとんびもつられて 笛吹いたホーイのホイ兄(あん)ちゃはどうして いるんだいちょっぴり教えて くんないか油揚げ一丁 進上(しんじょう)ヨホーイホイ 一番星が チーカチカとんびは意地悪 知らぬ顔ホーイのホイ祭りに…

  • ごめんよかんべんナ – 西方裕之

    待っていたのか きょうまでひとりそんなか細い からだで胸でそうかい そうだろう せつなかったろネほんとにごめんヨ かんべんナ 勝手気ままな おいらの意地が好きとひと言 いわせなかったそうかい そうだろう 泣きたかったろネほんとにごめんヨ かんべんナ 待っておいでよ 死ぬんじゃないぜきっとおいらが なおしてみせるそうかい そうだろう 淋しかったろネほんとにごめんヨ かんべんナ 人気の新着歌詞 ふるさ…

  • おんな船頭唄 – 西方裕之

    嬉しがらせて 泣かせて消えた憎いあの夜の 旅の風思い出すさえ ざんざら真菰(まこも)鳴るなうつろな この胸に 所詮(しょせん)かなわぬ 縁(えにし)の恋がなぜにこうまで 身を責める呼んでみたとて はるかな灯り濡れた水棹(みざお)が 手に重い 利根で生まれて 十三七つ月よわたしも 同じ年かわいそうなは みなしごどうし今日もお前と つなぐ船 人気の新着歌詞 ふるさとのあいつ – 西方裕之 …

  • 長崎の女 – 西方裕之

    恋の涙か 蘇鉄(そてつ)の花が風にこぼれる 石畳うわさにすがり ただひとり尋ねあぐんだ 港町ああ 長崎の 長崎の女(ひと) 海を見おろす 外人墓地で君と別れた 霧の夜サファイア色の まなざしが燃える心に まだ残るああ 長崎の 長崎の女 夢をまさぐる オランダ坂にしのび泣くよな 夜が来る忘れることが しあわせと遠くささやく 鐘の音ああ 長崎の 長崎の女 人気の新着歌詞 ふるさとのあいつ –…

  • あん時ゃどしゃ降り – 西方裕之

    あん時ゃどしゃ降り 雨ン中胸をはずませ 濡れて待ってた 街の角(かど)アーアー 初恋っていう奴(やつ)ァすばらしいもんさ遠い日のこと みんな夢ひとりしみじみ 思い出してる 雨ン中 あん時ゃどしゃ降り 雨ン中離れられずに 濡れて歩いた どこまでもアーアー 別れるっていう奴ァたまんないもんさつらい運命(さだめ)を 恨んだよひとりしみじみ 思い出してる 雨ン中 あん時ゃどしゃ降り 雨ン中やけのやん八 濡…

  • 赤い夕陽の故郷 – 西方裕之

    (おーい)呼んでいる 呼んでいる赤い夕陽の 故郷がうらぶれの 旅をゆく渡り鳥を 呼んでいる馬鹿な俺だが あの山川の呼ぶ声だけは おーい 聞こえるぜ 呼んでいる 呼んでいる赤い夕陽の 故郷が懐かしい 面影のひとつ星も またたくよ小麦畠は 二人の夢をひそめているか おーい 今もなお 呼んでいる 呼んでいる赤い夕陽の 故郷が涙ぐみ 背伸びする渡り鳥を 呼んでいる雲よ行くなら おふくろさんに思いをせめて …

  • 山の吊橋 – 西方裕之

    山の吊橋(つりはし)ァ どなたが通るせがれなくした 鉄砲うちが話相手の 犬つれて熊のおやじを みやげにすると鉄砲ひとなで して通るホレ ユーラユラ 山の吊橋ァ どなたが通る遠い都へ 離れた人をそっとしのびに 村娘谷の瀬音が 心にしむか涙ひとふき して通るホレ ユーラユラ 山の吊橋ァ どなたが通る酒がきれたか 背中をまるめのんべェ炭焼き 急ぎ足月をたよりに 枯れ葉のようにくしゃみ続けて して通るホレ…

  • リンゴ村から – 西方裕之

    おぼえているかい 故郷の村を便りも途絶えて 幾年(いくとせ)過ぎた都へ積出す 真赤なリンゴ見る度辛いよ 俺らのナ 俺らの胸が おぼえているかい 別れたあの夜泣き泣き走った 小雨のホーム上りの夜汽車の にじんだ汽笛切なく揺(ゆす)るよ 俺らのナ 俺らの胸を おぼえているかい 子供の頃に二人で遊んだ あの山小川昔とちっとも 変っちゃいない帰っておくれよ 俺らのナ 俺らの胸に 人気の新着歌詞 ふるさとの…

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