西崎緑

  • かもめ – 西崎緑

    南へ向かう列車の窓に ついた雫が全て二人過ごした 掛け替えのない 愛の月日としたなら避けようもない別れの場面 見ずに旅に出ました海風匂う 思い出の日の 二人を探してみますあなたに違う人が有っても 恐くない私だった叶えられない二人の愛を 崩さずもがくけどすべてをかけ尽くした あなたが風になる命叫ぶ カモメが鳴く 海を飛んでゆく 浜に降り立ち砂を掻き上げ 手のひらに残しますいつか結んだ この指先に あ…

  • 旅愁 – 西崎緑

    あなたをさがして 此処まで来たの恋しいあなた あなた 今何処に風にゆれ 雨にぬれて恋は今も 今も燃えているのに ああ…白いほほえみも うしろすがたも遠い夢の中 あなたはいない わたしの夜空に 星は見えないあなたに逢える 逢える その日まで鳥は飛び 鳥は帰るそれはいつも いつも花の咲く頃 ああ…白いほほえみも うしろすがたも遠い夢の中 あなたはいない 人気の新着歌詞 花咲き染めし – 西…

  • 生まれかわれるものならば – 西崎緑

    いいえやっぱり 云えないの…愛したことに 嘘はかけらもないけれど純なあなたと暮らすほど嘘が日増しに多くなる 口惜しくて 淋しくてばかな恋によごした昔がしあわせになりたいな みんなに祝われて生まれかわれるものならばあたたかい 腕まくら しみじみ思うのよ生まれかわれるものならば 窓に静かな 朝の雨…あなたにいつか めぐり逢えると知ってたら自棄を起こしはしなかった夢を失くしはしなかった 癪なひと 罪なひ…

  • 紅の糸 – 西崎緑

    夕暮れ時に まわり出す人恋しさに 糸車桜の下で めぐり逢い蛍の夜は 腕の中糸(いと)(愛)し糸(愛)しと 涙がよじれ面影ばかり 紡ぎ出すあなたの愛で 一度だけ女に染まった 紅の糸 逢えない人と わかってもあなたと結ぶ 糸を撚(よ)る枯葉の舞いが さだめだと雪降る宿で あの別れ糸(愛)し糸(愛)しと 逢いたさつのりまぶたを閉じて 紡ぎ出す金銀錦 飾るより女の命は 紅の糸 糸(愛)し糸(愛)しと 涙が…

  • やさしい夜に – 西崎緑

    今夜わたしが あなたをふってあげるしあわせにはお互い 縁がないのよ泣かせたなんて あやまらないで笑い話にしてから 別れましょうよだから今日は飲ませて もう少し そうねわたしは ひとりでやってゆくわ水の合ったどこかで 暮らすつもりよ酔いたい夜は 連絡すると小指からめてほどいて 別れましょうよ店を出れば他人に なるふたり 哀しいほどに あなたがわかるどこか淋しい女を 捨ててゆけない優しすぎるあなたを …

  • 偽名 – 西崎緑

    あなたに逢うためあのひとに嘘をつく愛しか見えない女は嘘つきなの 違う名前で つかの間違う女に なりたいその胸に 抱かれる時はあなただけのもの あなたのそばではさみしさが溶けてゆく紅茶に落とした私は角砂糖ね 違う名前で 愛され違う女に なりたいその胸に 抱かれる時は私だけのひと 違う名前で つかの間違う女に なりたいその胸に 抱かれる時はあなただけのもの 人気の新着歌詞 花咲き染めし –…

  • 哀シテル – 西崎緑

    運命だと思った心まで抱かれたあなたとならば 何もかも捨てるつもりだったひとを愛することはどうして哀しいきっと一番はかなくて綺麗な想いだから 愛してる は 哀シテル信じてても 哀しいの泣きたいほど 哀シテル 哀シテル 雨上がりに見た虹手のひらの粉雪あなたの胸の ぬくもりもみんな消えてゆくのずっと愛していると約束するのはきっと忘れてしまうことお互い知ってるから 愛してる は 哀シテル抱きしめても 哀し…

  • 問わず語り – 西崎緑

    どこへ帰るの 何を急ぐの幸せそうな人の波こんな日暮れは 淋しいと思い出ばかり なぞってる もしも もしもあの頃に戻れる汽車が あったなら問わず語りに あなたを浮かべ問わず語りに 涙ぐむ ふたり暮らした 部屋はいつでもあの日のままに しています秋もすっかり 冬になり心の中に 月が舞う どこにいるの ねえあなた今夜は夢で 逢いに来て問わず語りに 鏡を見つめ問わず語りに 紅を引く もしも もしもあの頃に…

  • 桜草 – 西崎緑

    人目にふれもせず 咲く花は誰に思いを 告げるやらあきらめました あなたの事は追えば不幸に なるばかり桜草 濡れて桜草ひそやかに ただ咲き誇る桜草 ゆれて桜草雨に染まりながら 化粧で隠しても 隠せない辛い心まで 未練まで幸せでした あなたに逢えてうしろ髪引く おもいでが桜草 泣いて桜草戻れない あなたの元に桜草 燃えて桜草七日だけの命 桜草 濡れて桜草ひそやかに ただ咲き誇る桜草 ゆれて桜草雨に染ま…

  • はまなすの旅 – 西崎緑

    あの砂浜にはまなすの花は咲いているでしょうか…… 好きな人の 住む町それは 海辺の町紅いはまなす 咲いていた悲しい わかれの時いつまでも 私を待つと誓ったあなた……ふるえてた 私を あゝ 強くだきしめはじめての あのくちづけ 涙があふれたの 好きな人の 住む町星のきれいな町紅いはまなす 咲く頃に私は 帰りたいの砂浜に ひとりで 海をみているあなた……うしろから 目隠し あゝ おどろかせたいあの時と…

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