西島三重子

あきらめてサンバ – 西島三重子

いいのさ いいのさ
明りつけずに 私を抱いても
いいのさ いいのさ
誰かの身がわりも いいさ
ぐずぐず恨めば 自分がつらい
あきらめてサンバ
あきらめてサンバ

馬鹿にされたような 気持ちで
恋はいつも終わる
しゃくにさわるような 言葉で
男は去っていく

いいのさ いいのさ
ポーズひとつで 男がたつなら
いいのさ いいのさ
あいつもいい男なのさ
がらがらくずれる 心の音は
あきらめてサンバ
あきらめてサンバ

駆けてゆけば ドアがしまった
そんな別れ話
別に私だけがのろまで
遅れたわけじゃない

いいのさ いいのさ
好きであいつの 部屋まで入った
いいのさ いいのさ
私はいい女なのさ
くるくるいつかは 幸せなんか
あきらめてサンバ
あきらめてサンバ

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