君に吹く風 – 蜜

季節の変わり目と 満月の次の日は
ふたりで過ごした夏の 匂が吹いてくる

借りたままの Let it be
まだ聴くことは できないけど
毎日 君の夢 見ることはなくなったよ

君に吹く風に なれたらいいのに
やさしくどこまでも
越えられなかった 2人の距離を越え
流れる雲のように

君が遠い街へ 行くことが決まっても
押さえきれない不安を 言葉にしたくなかった

息が白く なる頃に
電話の数 少なくなった
クリスマス それでも 出かける気になれなかった

君に吹く風に なれたらいいのに
やさしくどこまでも
越えられなかった 2人の想いだけを
そっと重ねてみたい

君に吹く風に なれたらいいのに
やさしくどこまでも
越えられなかった 2人の距離を越え
流れる雲のように

君に吹く風に なれたらいいのに
やさしくどこまでも
もらった時計は 引き出しの片隅で
まだ時を刻んでる

君に吹く風に なれたらいいのに
やさしくどこまでも
越えられなかった 2人の距離を越え
流れる雲のように

君に吹く風に なれたらいいのに
やさしくどこまでも
越えられなかった 2人の想いだけを
そっと重ねてみたい

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