藤田恵名

  • DEAD STROKE – 藤田恵名

    痛みを知る覚悟を晒そうか 死ぬか去るかここで突き付けろ 覚えた違和感の前哨戦 生身同士で仕舞えるか探した決着は平行線 いま賽は投げられた 耳貸すな 手を借りるな ピンと張ってしゃんと鳴る音口出すな 腰を折るな 喉も渇いて 頭湧いて 足掻いて 痛みを知る覚悟を晒そうか 死ぬか去るかここで突き付けろ最後に笑う奴の価値をよそ見するな 賞賛も要らないただ壊し続ける 魂は売らない 幕開けはこんな戦場で 空は…

  • バスルームジェットキャンディ – 藤田恵名

    不安とそっと踏み込んでた東京のハトは目が赫い召されるこんなラプソディ君は聴いていない カチっと鳴るまで蓋をしめてポチっと押せば輝けるって察しのいい人ばかりで楽をしてしまうよ 水ん中で不発弾座右の銘は造語せめてあったかい風呂でずっと空虚ずっとジェット感受性が邪魔するんです もう終わっちゃえやめちゃえそれでも歌っている終焉のベル 誰もが近いみたい 後の祭りどうやら私 浴槽に顔を突っ込んでいる目的はない…

  • エンドロール – 藤田恵名

    単純な仕組みだったんだあなただって本当は知っていた消臭剤を撒いたような芝居がかった毎日が過ぎてく 銃弾はすでに飛んでいったそこに善も悪もあるだろうか平衡感覚はどうなった耳鳴りが世界を白く染める 不確かで曖昧な未来なら 欠片も意味がない僕らはエンディングを探している幸せな筋書きなんて誰かが 代わりに描くから眠るようにそっと目を閉じた 銃弾はすでに飛んでいった撃ち抜いたものは何だった?人間としての根底…

  • 新宿 – 藤田恵名

    意味も分からず歌う反面教師の大ガード下 黄色い線から今、飛び込もうにもまだ理性はあった こんな街のせいだこんな夜のせいだこんな日々のせいだ全部私のせいだ 無いものが無いのに寂しくてどうにかこうにか居座ったまま順序が違う夜を越えて確認したくて知りたくなくて本当は怖いよ でも生きなきゃ「手を結ぼう」悪魔が笑った 間に合ってるのに急いでいてスローモーションに拍車がかかった小さな世界で回ってるブランド カ…

  • 枯れた花 – 藤田恵名

    どれだけ温め続けても選考基準に満たない私早く見捨てていいよ 足りないまま投げ捨てれる事が生きてく術だと諦めつけたこのまま咲き誇れないよ そっと傷つく午前二時 迷いが生じて灰色言葉に詰まる夜がある泣いてた方が滲んで見えるからイルミネーションわがままな歌が聞こえる 飛び出したなら 戻って来れないよポケットの中で握ってる君の言葉が置き去りになってく温かく枯れてた 残った宿題が終わらない人生においてつきま…

  • 境界線 – 藤田恵名

    ここから先はまた独りだいい加減うんざりする未来永劫分かり合えない希望なんてありはしない怖くない?そんな訳はない何度味わっても慣れはしないスタンドアップだ 処刑台の上で踊ろうかいち に さん あなたにとっては他愛ないいつも通りの一言だろうこちらにしてみりゃ戦争だ逃げる場所なんてない気が狂いそう 止まない警報爆撃は今も続いているだけどきっと奈落の底で生命は匂い立つんだ 最終地点は知らない 安住なんて求…

  • 超DIE – 藤田恵名

    感情に鮮度があるなら ムカつく事から腐っていけそしたら私の傷口は新鮮な 感じに仕上がる 気の利いた紙袋の 泥団子を今喰ってみろないがしろにしたお前から 美味しい顔をして この目に焼き付けよ 脈を打つコントラストだらしない夜と 楽勝に生きていくはずだったでしょう 超DIEしたい 超PUNKしてく 頂戴ループ 日常舐めあった傷で慰め合う超タイプなら証明してよ 丁度いいの待っていた吸って吐いて笑って怒鳴…

  • WAR I NEED – 藤田恵名

    扉を閉めて向かい合ったなら今日も戦を始めましょうそれはあなたの人間性を暴きたてる戯れ 幾千の爪痕残す戦場まるで四角い宇宙のよう夜が明けるまで死と再生を繰り返す場所 そんなに息荒げんでもさいいやん先生ウーロン茶やけん しようっち言いよろうがちゃベタ足の殴り合い さあブリーフィングは要らないという精鋭挨拶代わりの先制リーチ疑心暗鬼なんて言うし右往左往小四喜狙って放銃1000点この愛おしいフラストレーシ…

  • 等価交換 – 藤田恵名

    目の前の煙たさに慣れてきた部屋で上手くやれた試しはない 終わった目のあたし なきゃないでいいよ 乞われても知らんぷり何もかもが売り切れ 君も寂しい人 突っ込んで また突っ込んでいつか当たりが出るかもしれないでもすっ飛んで またすっ飛んで殺される相手は決めたいの 肖像画の紙 これで一夜の愛だって手に入る犯罪だったり水掛け論もこれで解決耳を塞ぎたくなる世界の仕組みガッカリ だりィ money 途方もな…

  • あの日のハイファイ – 藤田恵名

    夜をさがしたよ 懸命に透明にはなれなかった集結させたら 延命に砕け散って土に還った 交わらないの大前提に約束など増やさないで整理整頓は出来ない大事な物は手元にある 狂ったチューニングで聴かせて情けない靴底 どっか行きたそう腐ったレインボーどう見えんだ申し訳ないが あたしにはこう映る 難しかったパズルもたまに邪魔が入るから生きていながらの地獄を何度も味わう ハイファイ 尖った枕で寝るような心地の悪い…

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