藤川千愛

あたしが隣にいるうちに – 藤川千愛

通いなれた いつもの道
見過ごしそうな 花が揺れて
当たり前と思い込み
どれだけ大切なものに
気付かずにいたんだろう

いつか泡のように あたしもあなたも
綺麗に消えてなくなるの
せめてその日まで 我儘を聞いて
でも言えないや
言えそうにないや
嗚呼

あたしが隣にいるうちに
愛をもっと あたしにください
欲張りでごめんなさい
あなたの愛に溺れたい
あたしが隣にいるうちに
愛をもっと あたしにください
溢れるような想いで
あなたを包み込みたいの

雨に降られ 行き場なくし
なんの罰さ?と 空を睨む
ついてないやって そう
だれかれ憎んで
キミに気付かずに 情けないな

妬み憾み辛み
クソみたいな嘘
すべてが消えてなくなりゃいい
なにを信じれば?
何も信じない
もう信じられる
ものなんてないよ
Oh

あなたが隣にいるうちに
愛をもっと
教えてください
欲張りでごめんなさい
あなたの愛に溺れたい
あなたが隣にいるうちに
愛をもっと
教えてください
溢れるような想いで
あなたを包み込みたいの

あなたが笑う 笑う
あなたが笑ってる
その理由が
あたしだったら
いいのにな
あなたが流す 流す
その涙のわけも
ぜんぶ
あたしが理由だったら
いいのにな
嗚呼

あたしが隣にいるうちに
愛をもっとあたしにください
欲張りでごめんなさい
あなたの愛に溺れたい
あたしが隣にいるうちに
愛をもっとあたしにください
溢れるような想いで
あなたを包み込みたいの

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