藤山一郎

愛馬進軍歌 – 藤山一郎

国を出てから 幾月ぞ
共に死ぬ気で この馬と
攻めて進んだ 山や河
執(と)った手綱に 血が通う

昨日陥(おと)した トーチカで
今日は仮寝の たか鼾(いびき)
馬よぐっすり 眠れたか
明日の戦(いくさ)は 手強いぞ

弾丸(たま)の雨降る 濁流を
お前たよりに 乗り切って
つとめはたした あの時は
泣いて秣(まぐさ)を 食わしたぞ

慰問袋の お守りを
掛けて戦う この栗毛
ちりにまみれた 鬚面(ひげづら)に
何で懐(なつ)くか 顔寄せて

伊達には佩(と)らぬ この剱(つるぎ)
まっさき駆けて 突込めば
何ともろいぞ 敵の陣
馬よ嘶(いなな)け 勝鬨(かちどき)だ

お前の背(せな)に 日の丸を
立てて入場 この凱歌
兵に劣らぬ 天晴(あっぱ)れの
勲(いさお)は永く 忘れぬぞ

人気の新着歌詞

チェリオ! – 藤山一郎

銀座は八丁 柳かげウィンクの雨 キスの雨チェリオ チェリオ!夢ではないかしらあなたは粋な 

春よいずこ – 藤山一郎

おもいでは おもいでは青い背広の涙ににじむ紅のあとああ 思い切ない幻の春はいずこぞ 雨が降

キャンプ小唄 – 藤山一郎

山の朝霧 茜の雲がそっとなびいて 東雲千里なくは裾野の 放し駒キャンプ キャンプで一日あけ

懐かしのボレロ – 藤山一郎

南の国 唄の国太鼓を打て 拍子をとれ楽しき今宵南の星 十字星いとしの瞳に似て輝けるは 愛の

美しき高原 – 藤山一郎

若いいのちの あこがれをのせてかゞやく 朝の雲みどり谷間に かっこう鳴いて草刈乙女の 眼を

僕の東京 – 藤山一郎

夢みる瞳も かわいあの娘は東京の バラの花青いソフトよ青いソフトで今日もゆく恋のステップ 

銀座セレナーデ – 藤山一郎

今宵流れる メロディは甘いほのかな セレナーデうれし銀座に 若い銀座に二人の銀座に 恋の微

歓喜の丘 – 藤山一郎

情憬(あこがれ)の丘に来て燃ゆる眸に 仰ぎ見る空は青空 陽はうらら若い心に 血は躍る讃えよ

聖処女の唄 – 藤山一郎

鉄の小窓の 夜嵐に凍る涙の 黒髪かなし愛と罪とに わが身を捨てて聖(きよ)き処女(おとめ)

青春の謝肉祭 – 藤山一郎

若き日の情憬(あこがれ)を 胸に擁(だ)きあゝ我等は歌う 歓喜(よろこび)をグラスを挙げて

さらば青春 – 藤山一郎

愛と希望に 身はきずつきて帰る故郷の 山のかげ落ちる夕日よ なぜ赤いさらば青春 雲はゆく燃

女の階級 – 藤山一郎

君に捧げた 純情(まごころ)の愛が女の 命なら弱い涙は 今日かぎり捨てて荊刺(いばら)の 

白い椿の唄 – 藤山一郎

雲もかがやけ 青春の花は涙の おくりもの風にさびしく 泣きぬれしあわれ乙女の 白つばき宵の

ゆかりの唄 – 藤山一郎

都の灯 愉(たの)しく燃ゆれどわが胸は露にむしばむ かよわき花涙にかがやく はつこいもああ

緑の地平線 – 藤山一郎

なぜか忘れぬ 人ゆえに涙かくして 踊る夜はぬれし瞳(ひとみ)に すすり泣くリラの花さえ な

白虎隊 – 藤山一郎

戦雲暗く 陽は落ちて弧城(こじょう)に月の 影(かげ)悲し誰(た)が吹く笛が 知らねども今

歓喜の歌 – 藤山一郎

紅い匂う あけぼのに若き我等の 眉をあげ爽(さわや)かに明けて 見はるかす大地を強く 大地

東京娘 – 藤山一郎

東京娘の東京娘の 初恋は燃えてほのかな シャンデリヤ狭い銀座の たそがれもふたり歩けば 夢

回想譜 – 藤山一郎

星見れば はろかに遠く雲見れば つきせぬ想い去りゆきし 君は詰わねど御宿の あゝ 海の恋し

東京の灯 – 藤山一郎

希望と愛に 胸さわぐ赤き唇 かみしめて涙も光る 青春の今宵 都を離れゆく大陸指して 往く身

Back to top button