藤あや子

  • 女がひとり – 藤あや子

    あなたを死ぬ程 愛したことは今でも本当に 幸せでした季節(とき)は流れて 十年過ぎた辛かった 辛かった 女がひとり仮の塒(ねぐら)は 雨ばかり あなたを一度は 怨みもしたがやっぱり切れない 未練の心寒い北風 吹く今頃は辛いのよ 辛いのよ 女がひとり胸の傷(いた)みに すきま風 あなたと暮らして はじめて知った人の情の 気高さを大事に忘れず 今日から明日(あす)へ辛くても 辛くても 女がひとり生きて…

  • 人恋海峡 – 藤あや子

    女ですもの 小さな恋に思い出しては 後(あと)振り返る忘れちゃいなと この海峡の波の飛沫(しぶき)が 瞳を濡らす風も冷たい 人恋海峡 惚れていながら 強がりばかりみんな私の わがままでした愛の重さは この海峡の潮の流れが 伝えてくれる浮かぶ面影 人恋海峡 一人ぽっちの 切ない夜は眠れないのよ 枕が寒いいつかあなたと この海峡を二人寄り添い 肩寄せあって超えて行(ゆ)きたい 人恋海峡 人気の新着歌詞…

  • 女がひとり – 藤あや子

    あなたを死ぬ程 愛したことは今でも本当に 幸せでした季節(とき)は流れて 十年過ぎた辛かった 辛かった 女がひとり仮の塒(ねぐら)は 雨ばかり あなたを一度は 怨みもしたがやっぱり切れない 未練の心寒い北風 吹く今頃は辛いのよ 辛いのよ 女がひとり胸の傷(いた)みに すきま風 あなたと暮らして はじめて知った人の情の 気高さを大事に忘れず 今日から明日(あす)へ辛くても 辛くても 女がひとり生きて…

  • 鳥 – 藤あや子

    恋人がまた一人 鳥になって行く青空が淋しいね 一晩ひとむかし吐息濡らして 素肌重ねて朝焼けに教わった この世は夢さとah~ 華やかなむなしさを羽根にまとって 愛は飛び去る… 一年がまた少し 早くなって行く過ぎた月日に残る 涙も鳥になれつらい人へと 燃えた炎は幾千の泡になる この世は夢さとah~ 一瞬のしあわせをつなぎあえたら 愛は永遠… 吐息濡らして 素肌重ねて朝焼けに教わった この世は夢さとah…

  • 銀河心中 – 藤あや子

    うしろからあなたの背中に炎と書いて愛と読んだら涙が 涙が チリヂリ燃えた抱かれりゃ命が走りますからだが銀河を下ります夜空の果てで溺れたらあなた私を助けてくれますか 月あかり素肌を流れて悲しみだけを消していくから静かに 静かに くちずけをしたかなわぬ願いを預けますぬくもり信じて眠ります闇夜に二人はぐれてもあなた私を捜してくれますね 抱かれりゃ命が走りますからだが銀河を下ります夜空の果てで溺れたらあな…

  • 閉ざされた恋 (Single Version) – 藤あや子

    ねぇ…愛してるって言ってくれたじゃない今でも信じてる私なのにまださよならも口にできない臆病なまなざし冷たすぎるよねずっと重ね合った心と心少しづつ壊れてくかけ離れてゆくその手で拾い集めて差し出してよ遠く煙る霧のように愛は静かに消えてゆく そう…いつかは別れの日が来る足音立てずに訪れるもう戻れない恋と知っても追いかける心を止められないのよずっと夢見てたあなたと二人いつまでも幸せを積み重ね合って永遠に変…

  • 夢のまにまに – 藤あや子

    真夏の蛍火を 身体(からだ)に宿すように秘かな稲妻が 瞬(またた)く夜更けもある 薄紅色(うすべにいろ)に艶(つや)めいた裸の気持ち 見せましょう 涼しい顔をしてゆらゆら燃えている 空蝉(うつせみ)の人恋し 素肌夢のまにまに 抱いて うなじに運命が 背を向け潜(ひそ)むように見えない花吹雪 あなたを連れてくるの 桜に 衣(きぬ)に ひぐらしにあなたの声が聴こえる あふれて とめどなくはらはら果てし…

  • ふたり道 – 藤あや子

    降り止まぬ雨などないと私を強く抱いた人あなたの愛が支えです女ですもの 女ですもの… 強くはないわ命重ねてゆくえ知らずの ふたり道 不器用で真っすぐだから似た者同士逢えたのねあなたの胸で泣いた夜(よ)は女ですもの 女ですもの… 甘えていたい心結んで愛を貫く ふたり道 雨あがり春の日差しが優しい笑顔照らすのよあなたの夢が叶うなら女ですもの 女ですもの… 尽くしてゆくわ明日に咲かせる花は一途な ふたり道…

  • 角館恋灯り – 藤あや子

    枝垂(しだ)れ桜花びらが 小雪のように降り注ぐ武家屋敷 黒塀(くろべい)を 訪ねてひとり城下町今でもあなたの面影抱いて一日千秋(いちじつせんしゅう)待ちわびる桧木内川(ひのきないがわ) 流す恋 抱返(だきがえ)りの渓谷で ふたり渡った吊り橋は清き水 藍色(あいいろ)が 眩しく映る岩肌よ今でもあなたの温もり残る古城山(ふるしろやま)に立ち尽くす紅葉(もみじ)色づき 揺れる恋 角館の雪灯り ふたり蛇の…

  • 素顔 – 藤あや子

    変わり果てた鬼でも 見るみたいな眼が反(かえ)ってこの胸 燃えあがらすかわいそうな女を 見るみたいな眼で下手に触った あんたのせい 嫌いと告げれば 諦めるなんてこの世の女は 柔なのね二度と来るなと 禁じられても目覚めた炎は 消えないわ 難しいこと わかんないちょいと お頭(つむ)が 弱いもんだから酷い言葉で 罵られてもあたいのことなら嬉しいの あんたがあたいを生んだのよ 熟し過ぎた果肉の 生ぬるい…

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