菅田将暉

雨が上がる頃に – 菅田将暉

この雨のせいにしてたんだ
ビニールの傘 小さめの空
ため息の正体も

宝物だったあの頃は まだ何もない僕らの世界
なぜ思い出してる?

おまえらしくないな、と
記憶から届く声
思い出も 憧れも
連れてってくれよ 捨てたくないんだ

負けるなよ 僕らなら自由の中さ
世界中を敵に回して 闘うか考えた
ひと休み 八つ当たり 泣きたくなれば
バカな話しようぜ、ずっと
一晩中 いつも通り

似たようなプライド持ち寄って
「あいつにすれば、それが正しい」
分かっているけれど

意地だけが 強さじゃないから
心の中 認め合えたら 笑って進もうぜ

握りしめた手の中 赤い血は流れてる
まだいける まだやれる
止まることなく 僕らはゆくんだ

負けるなよ 僕は今 自由の中さ
どこへゆく道だって きっと ここから始まるんだ
ちっぽけな自分から 見つけたモノを
胸に持っているんだ、ずっと
大丈夫さ いつも通り

あぁ 追いかけ続ける理想と闘いの日々よ
そう 手を伸ばせ 前を向け まだこの胸は躍る

負けるなよ 僕らなら自由の中さ
世界中を敵に回して 闘うか考えた
ひと休み 八つ当たり 泣きたくなれば
バカな話しようぜ、ずっと
一晩中 いつも通り

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