茂木ミユキ

月影歌 – 茂木ミユキ

月の光も ここには届かない 群青の底
誰が覗き込み 水をすくう腕を 白く突き刺す
深い森 カーテンを優しく 切り裂く夜明けを
待ち望むのは 未だ見ぬ幸せを 願うからでしょう

時が残し 色褪せる 朽ちてゆく その様を
見届けて 花の生に なぞらえて
ああ 満ち欠けを 繰り返し 終わらない 月の日は
さよならを 最後のように 言わないで 言わないで
言わないで…

住み続ければ 何時かは旅に出る 哀しき性を
永久に泣き 船を浮かべてまた 夜が訪れる

ああ 月影が 弧を描き 降りてくる その前に
あの人と 会えるような 気がしたの
時は巡り 忘れ去る 消えてゆく その時は
その腕を どうか僕に 差し伸べて 差し伸べて 差し伸べて
差し伸べて…

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Fear – 茂木ミユキ

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秘密 – 茂木ミユキ

たとえばこのまま僕がどこかへいったり君がどんな人になってしまっても気づけばそのぬくもりを想うきっと君も同じ愛しすぎて君を 失うことだけでもう生きる意味もないよ 

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