花田真衣

あゝ奥多摩 – 花田真衣

心の痛みに 耐えかねて
一人降り立つ 青梅駅
レトロな映画の 看板に
何故か涙が こぼれます
吉野街道 梅まつり
あゝ 奥多摩 奥多摩は 思い出の町

あの時登った 御岳山
滝をめぐって 天狗岩
疲れた心が いやされる
鳥のさえずり 身にしみる
けやき木もれ陽 蝉しぐれ
あゝ 奥多摩 奥多摩 やすらぎの町

鳩ノ巣小橋の 吊り橋を
一人渡れば 遊歩道
せせらぎづたいに 秋の彩(いろ)
紅葉りんどう 彼岸花
人の情けに 夢が咲く
あゝ奥多摩 奥多摩は ぬくもりの町

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釧路哀歌 – 花田真衣

忘れないでと すがった肩を抱けばこんなに 冷たく細い雪のホームに 散る恋は涙いろした 霧降る町よ別れ哀しい 北国の釧路の駅を 汽車が出る釧路湿原 思い出ばかり幼

帰ろうよ… – 花田真衣

夜空で泣いてたオリオン星にかたく誓った北のふるさとよ帰ろうよ…もう帰ろうよ…ここまでほんとによく頑張った街のカラスも帰ろと鳴いてるよテレビに映った想い出の駅舎遠

紫乃 – 花田真衣

木の葉に宿る 夜露さえキラリと光る命のあかり負けちゃだめだよ しっかりしろといつもあなたに励まされ紫乃は 紫乃は今日まで耐えられました運命のあやか 人の世と流れ

東京時雨 – 花田真衣

俺が欲しけりゃおまえにやると肩に上着をはおってくれたあれからあなたと一緒になって愛を育てた 駅うらのああ… あの頃を あの頃を雨は知ってる 東京時雨泣いた月日も

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