花村菊江

下田夜曲 – 花村菊江

千鳥なぜ啼く
下田の沖でヨー
ないたからとてサー
やらにゃならない
旅の船

伊豆の七島
通いもなろがヨー
わたしゃ片恋サー
思いかよわす
船がない

思いきりましょ
切らぬと云うてもヨー
添うに添えなきゃサー
思い切るより
なお辛い

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オホーツクの海 – 花村菊江

蒼いうねりも 汐鳴りも消えて沖行く 船もない見渡すかぎり 流氷の身を切るような 風が吹くああ オホーツクの春の海砂に埋もれて 朽ち果てた遠い昔の 忘れ船二人が語

潮来花嫁さん – 花村菊江

潮来花嫁さんは 潮来花嫁さんは 舟でゆく月の出潮を ギッチラ ギッチラ ギッチラコ人のうわさに かくれて咲いた花も十八 嫁御寮潮来花嫁さんは 潮来花嫁さんは 舟

潮来母情 – 花村菊江

潮来花嫁さんの唄が流行て あやめの頃に結ぶ縁の 祝い酒あれから永い 歳月越えて今じゃ我が子の 幸せひとつ祈るばかりの 母ごころ潮来花嫁さんの唄を聞きながら 夕餉

船頭可愛や – 花村菊江

夢もぬれましょ 汐風夜風船頭可愛やエー 船頭可愛や波まくら千里はなりょと 思いは一つおなじ夜空のエー おなじ夜空の月を見る独りなりゃこそ 枕もぬれるせめて見せた

むすめ巡礼 – 花村菊江

沖に寄る浪 とんとろり空にゃのどかな あげ雲雀娘遍路は ひとり旅ここはどこやら 故郷(さと)恋しシャラリコ シャラリコシャンシャラリ八十八ヶ所 鈴だより親はない

ソーラン渡り鳥 – 花村菊江

津軽の海を 越えて来た塒持たない みなしごつばめ江差恋しや 鯨場恋し三味を弾く手に 想いを込めてヤーレン ソーラン ソーラン ソーラン唄う ソーラン ああ渡り鳥

おひまなら来てね – 花村菊江

おひまなら来てよネ 私淋しいの知らない 意地悪 本当に一人よ一人で待ってんの 酒場の花でも浮気なんかいやよ 来てね来てね本当に来てよネおひまなら来てよネ 私せつ

いつも貴方のことばかり – 花村菊江

三味線もっても 上の空お銚子もっても 上の空あの晩あなたに 逢ってからこころはからっぽ 上の空そうよほんとよ あれからはいつもあなたの ことばかり ことばかりお

恋づかれ – 花村菊江

あなたの あなたの あなたのあなたの 目を見りゃわかるつめたい つめたい つめたいつめたい 心が映る見捨てられても うらむまいじっとうつむく 涙の頬に髪がひとす

ゲイシャ・ワルツ – 花村菊江

あなたのリードで 島田もゆれるチーク・ダンスの なやましさみだれる裾も はずかしうれしゲイシャ・ワルツは 思い出ワルツ空には三日月 お座敷帰り恋に重たい 舞扇逢

そよ風道中 – 花村菊江

花を摘む手に 刀が似合う城の雀がそう言うた揺れるかんざし 琴姫さんよそより そよそよ花も散る散る エー 七変化重い振り袖 さらりと捨てて紅のすげ笠 一人旅雨も降

相惚れ道中 – 花村菊江

俺とお前は 振分け荷物紐で結んだ 二人連れねぐらさだめぬ やくざの旅にゃチョイト変だぜ おい どうする気眉毛おとして おはぐろつけていっそ他国で 新世帯夢に見ま

木曽の花嫁さん – 花村菊江

三里笹山 二里松林嫁入り峠は 七曲り木曽のナー ナカノリサン木曽の御岳さんは ナンジャラホイ夏でも寒い ヨイヨイヨイ私しゃ文金 高島田馬に揺られて馬に揺られて 

おんな無法松 – 花村菊江

乳房きりりと 晒で巻いて脱いだ片肌 伊達じゃない折り目筋目の ない世の中に義理よ人情よ とどろけとおんな無法松 暴れ太鼓の暴れ太鼓の 乱れ打ちたとえ世の中がどげ

ひなげし小唄 – 花村菊江

籠にかわれた 小鳥さえ青い空みて 泣くものをまして添われぬ 二人なら私しゃあなたの 胸で泣く誰が咲かせた 赤い花街のネオンに 燃える花ひと夜限りに 散ったとて知

見ないで頂戴お月様 – 花村菊江

あなた来るかと 待ちわびる露地の灯りの やるせなさ胸にしみ込む 爪弾きはよわい女の 泣く涙見ないで頂戴 お月様あの場かぎりの 嘘かしら春が言わせた 嘘かしら君が

なみだの操 – 花村菊江

あなたのために守り通した 女の操今さら他人に ささげられないわあなたの決して お邪魔はしないからおそばに 置いてほしいのよお別れするより 死にたいわ女だからあな

潮来の雨 – 花村菊江

潮来の小雨は 情なし小雨よしきりばかりか 私も泣かす旅のお方の 便りまだかよ逢いたいなァハアー みざをが ままならぬ思い出数えて 十二の橋をくぐれば鹿島の 灯り

花の奴さん – 花村菊江

奴さん 奴さん 奴さん どちらへ旦那のお供で お座敷へ酒に肴に 踊りに唄にソーレ ソレソレ 酔ってくるもてる旦那は よいけれどいつも奴さんは 三枚目サテお供は辛

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