花村菊江

おんな無法松 – 花村菊江

乳房きりりと 晒で巻いて
脱いだ片肌 伊達じゃない
折り目筋目の ない世の中に
義理よ人情よ とどろけと
おんな無法松 暴れ太鼓の
暴れ太鼓の 乱れ打ち

たとえ世の中がどげん変わろうと、
人の道に変わりはなかとです。人の道
には男もなか、オナゴもなか!義理を
欠いたら人間もおしまいですたい。人
情ちゅうもんを忘れてしもうたら、ケ
ダモノといっちょん変わらんちゅうこ
とですたい。

度胸千両に 愛嬌とやらを
添えてにっこり 切る啖呵
喧嘩沙汰なら 負けないけれど
恋がからめば 及び腰
おんな無法松 頬に紅さす
頬に紅さす 夜もある

ご存知でしょうか。岩を噛み、
岩に砕ける玄海のあの荒波を……。
その荒波をまともに浴びて育った
オナゴがこの私なんです。そんな
私を他人(ひと)はおんな無法松とか言い
よりますが、やはり人の子、時に
は好いた人の面影をば胸に抱きしめ、
そっと涙ぐんでみたり……。でも
今夜は年に一度の祇園祭り。なに
もかも忘れて、さァ一丁派手に行
こうじゃありませんか!

波に千鳥の 着物の裾を
粋にさばいて 山車(だし)の上
産湯代わりに 玄海しぶき
浴びて育った 器量佳し
おんな無法松 月も見惚れる
月も見惚れる 晴れ姿

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