花岡優平

愛はときおり… – 花岡優平

子供達(こどもら)が 巣立ったら 旅行に行こうね
あの頃よりも少しだけ 贅沢(ぜいたく)もいいね
夕暮れの 茜空 一番星がキラリ
見てたら聞こえてくるよう
そんなあなたの声
愛はときおり 急ぐ旅をする
どうして神様 連れていったの
私の方が 大切な人…。

公園の ベンチには 年老いた夫婦
何も聞こえはしないけど 笑って話してる
二人にあんな日が 来ると信じてた
どうして神様 連れていったの
私の方が 必要な人…。

電車に乗れば 席を譲るし 初詣は欠かさず
あんまりお金はなかったけれど 嘘もない人

愛はときおり 急ぐ旅をする
どうして神様 連れていったの
私の愛する 大切な人…
大切な人…。

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