花咲ゆき美

海峡雨情 – 花咲ゆき美

荒れてきそうな 波の瀬を
こえて帰って 行くひとよ
夜の海峡 糸しぐれ
泣いたわたしが 見えるでしょうか
声もふるえて あなたを呼べば
雨のむこうで 汽笛がむせぶ

あなた残した 旅歌(たびうた)の
お国訛りが なつかしい
夜の海峡 糸しぐれ
ゆめを信じて よいのでしょうか
闇の潮路の 航海灯よ
どうぞご無事で 渡っておくれ

切るに切れない 恋情(こいなさ)け
沖をみながら 指を噛む
夜の海峡 糸しぐれ
春が来たなら 逢えるでしょうか
こんな弱虫 どうすりゃいゝの
寒さまぎらす お酒がほしい

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女のしぐれ酒 – 花咲ゆき美

七日つづきの 長雨に心が濡れる 身も細る帰って来てよ ねぇ、あなた帰って来てよ…浮世小路の 灯の影で酔って泣いてる 女のしぐれ酒いつか別れが 来る人とわかってい

~ゆき美のわらべ歌~ふるさと慕情 – 花咲ゆき美

叱られて 遠い野辺の小径(こみち)泣きながら 歩いた弟と わたしよ…夕やけにながい 影ふたつ赤く染められてふるさとが ふるさとが 浮かぶあの空ハンカチに 包むな

泣き癖 – 花咲ゆき美

枕濡らした 涙の音で夢から醒めて 泣きじゃくる恋しいよ 淋しいよ粉雪ひそひそ 窓辺に落ちて言葉少なの ひとだったけどそれがあなたの 優しさでした別れ話に 悩んだ

面影草 – 花咲ゆき美

雪どけの 春の知床に背をむけて 駆けこんだ 旅だちよはるかな海ぞえ しあわせ列車だけどわたし ひとり ひき返すついて行けない ごめんなさいね心だけ 寄り添って 

お立ち船 – 花咲ゆき美

晴れて嬉しい 巽(たつみ)の空は昇る朝日に 黄金雲(こがねぐも)今日は日も佳(よ)し 波も佳し……風に帆綱(ほづな)を きりりと締めてふたり漕ぎ出す お立ち船ね

津軽リンゴ節 – 花咲ゆき美

風に舞いちる 花びらは三年(みとせ)祈れば 蝶になるよされ よされの 泣き三味線に追われ お岩木 旅立つ山背(やませ)…ハァーアー 飛んで行(い)きたい 東京へ

冬の蛍 – 花咲ゆき美

戻って来ない あなた探してひとり都会の 空に舞う届いた手紙の 消印だけを頼りに彷徨(さまよ)う いのち灯して風も冷たい この街じゃ凍えてしまうわ 冬蛍(ふゆほた

檸檬 – 花咲ゆき美

覚えてますか 現在(いま)もまだ二人過ごした 遠い日を夢の欠片(かけら)に つまづきながら並んで歩いた 川沿いの道想い出すたび 胸の奥には…檸檬(レモン)のよう

せめてもう一度 – 花咲ゆき美

夜空の星を すべて集めてもあなたの笑顔ほど きらめきはしないあふれる涙 インクにしてあなたへの手紙 空に書けば雨になるいまどこにいるのですか 私が見えますかさよ

風泣き岬 – 花咲ゆき美

ふたり別れた あの日から何度季節が 廻(めぐ)ったでしょう元気だったよと 噂を聞いて騒ぐの この胸が北の岬に 風が泣くこころ震わせ 泣いているいまでもなぜか 恋

たった一人のあなたのために – 花咲ゆき美

涙が頬を 流れる夜も思わずため息 こぼれる朝もどうか私を 想い出していつも側に いることを何も出来ないけれど悲しい時は 一緒に泣いてうれしい時は 一緒に笑って…

月花香 – 花咲ゆき美

この命終わるまで あなたを想う夜が来るそのたびに あなたを想う愛されるよろこびと 愛する意味をおしえてくれた ひとでした白い花びら 脱ぎ捨てて生まれたままの心で

涙じょんから女旅 – 花咲ゆき美

夢の中まで 私を泣かすあなた教えた じょんから節が…噂たずねて 女旅野辺地(のへじ) 七戸(しちのへ) 夏泊(なつどまり)どうぞ逢わせて もう一度涙じょんから涙

海鳥哀歌 – 花咲ゆき美

もしも私が 死んだなら白い翼の 鳥になりあなたの故郷(ふるさと) 北国の夜明けの海を 飛ぶでしょうあぁ男には 女の愛が届かない尽しても 尽しても届かないあなた恋

揚羽蝶 – 花咲ゆき美

灯(あか)り落せば 枕辺(まくらべ)で白い吐息が 蝶になる倖せもどきの 熱い日は夢幻(ゆめ)か現(うつつ)か うたかたか逢いたいよ…恋しいよ… 淋しいよ…私(あ

おんな炎 – 花咲ゆき美

たとえばあなた 望むなら本当は命も捨てられるやっぱりわたし 女ですだれかをたとえ 泣かせてもあなたと愛を咲かせたいねえ あなた 愛されるより 愛したいあなたの胸

諏訪湖…哀愁 – 花咲ゆき美

なぜなのあなた なぜなのよ私一人を 残して行ったのよ憎みたい 憎めない明日(あす)の夢さえ 奪(うば)った男(ひと)を諏訪湖のほとりに たたずめばつめたく頬(ほ

港わかれ雪 – 花咲ゆき美

雪が…雪が雪が雪が降りしきるあなたを乗せて 行く船に叫んでみても もう遅い私は一人 残されたまま二度と逢えない あなたでしょうか悲しいせつないやるせない あゝや

哀愁本線 – 花咲ゆき美

最終列車の 青森発はなぜか別れる ひとばかり窓ごしに 手を合わせわたしもあなたも 泣いていた仕方ないのね これが運命(さだめ)ねふたりはひとりで 生きてゆく恋を

津軽恋歌 – 花咲ゆき美

雪に吹かれて 千切れるような三味の泣き声 かもめは騒ぐ北前船の ふるさとよ帰りたいけど まだ帰れないわたしを呼んでる あのうたは津軽恋歌 アイヤ 流れ節ごめんな

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