芦屋雁之助

男の悲哀(かなしみ) – 芦屋雁之助

男同志で 酒汲みながら
国を憂いて 涙ものんだ
人生振りむけば悔いになる
人生先見れば 夢細る
男の人生 今が一番しんどい時だから
女房 頼むよなァ…

死ぬも生きるも 笑うも泣くも
所詮この世は同じやないか
人生このままでいいのかと
人生声あげて 叫びたい
男の人生 今が一番しんどい時だから
女房 頼むよなァ…

老いて行くのは仕方がないと
若い奴らを叱ってみせる
人生それぞれに生き抜いて
人生幸せに なればいい
男の人生 今が一番しんどい時だから
女房 頼むよなァ…

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山河のむこうに故郷が – 芦屋雁之助

夕陽に追われ あの友と白線帽子 投げながらあすは桧か あすなろか語った夢の 大きさよ幾年月日が 流れても山河のむこうに あの友が…野菊の花を あの野辺でふたりで

息子へ – 芦屋雁之助

親元はなれて世間にもまれ人の情を知るがいい俺は息子にとやかく云わぬ文句あるなら 男の子だろおやじ こうだと云って来い自分の理屈が通らぬからと人に迷惑かけるなよ勝

晩酌 – 芦屋雁之助

二人三脚二人で生きりゃどんなことにも耐えられる「ほんまに ここまでよう来たもんや…」添うて十年 二十年飲んで味わう晩酌に通う夫婦の 想いやり着のみ着のまま着たき

今夜は女房と – 芦屋雁之助

気苦労ばかりが 多すぎて夢見るひまさえ ないようだぶらり出掛けて 気晴らしにのれんをくぐって 肩寄せながら今夜はのみたい 女房とふたり苦しい時にも 病む時もいつ

お入り – 芦屋雁之助

雨の夜更けに 肩ふるわせて父さんごめんと 泣きながら小窓を叩いて いる娘何年振りやと 云いたいけれどそんな娘を 叱りも出来ず帰って来たかと 親ごころ風邪引かんう

海峡の宿 – 芦屋雁之助

沖のいさり火 指さしてはしゃぐおまえの よこがおにこれが最後の 最後の旅と決めてきたおとこ心が また揺(ゆ)らぐあゝ湯もや・湯の川 海峡の宿ひとつ湯船に 躯(み

一姫二太郎 – 芦屋雁之助

俺の帰りを 今日もまた待っている子は もう寝たか部屋に入れば スヤスヤと眠る寝顔の あどけなさ長女長男 次男坊一姫二太郎 家にありたまにゃ喧嘩も するけれど親に

作並絶唱 – 芦屋雁之助

お前は昼間の バスで行く俺は日ぐれの 汽車にのる泊る湯宿は 同じでも 同じでも人目気にして せつなく燃えるなさけ作並(さくなみ) しのび宿行きも 帰りも べつべ

湯布院情話 – 芦屋雁之助

昔ながらの 辻馬車で訪ねた里の なつかしさ湯布院 湯の町 霧にけむる宿古い軒並 変わりはないが俺の あの娘は もう いないゆかた姿の 後かげ似ている人に 振りか

夫婦旅 – 芦屋雁之助

そうねこころは 新婚さんと揃い浴衣(ゆかた)で 吹きだすおまえ式も挙げずに 二十と五年苦労七坂 ふたりで越えてやっと叶った 夫婦旅伊豆路・湯ヶ島 あゝ水いらずさ

春よ – 芦屋雁之助

誰れにも どこかに 故郷がある目を閉じれば 故郷がある雪溶け裏山 たんぼ道おやじは元気で いるのかなあゝ故郷の春よ………春心の線路に 故郷がある目を閉じれば 故

晴れ姿 – 芦屋雁之助

慕(おも)いひとすじ つらぬいてやっと夫婦の 金屏風若い二人の ゆく末を皆さん よろしゅう 頼みます大安吉日 晴れ姿親に孝行と 思うならいつも仲よく むつまじく

家のかみさん – 芦屋雁之助

にたもの夫婦と 云うけれどやさしさばかりは かなわないむかし気質の あんたに惚れて少し苦労も あるけれど人並の倖せが いいと云う家のかみさん 恋女房井戸端会議の

おとこひとり酒 – 芦屋雁之助

遠の昔に 別れた女をなんで今更 思い出すひとりのみたい こんな夜はそばに誰かが いるようなそんな演歌が あればいい長い黒髪 からめて泣いた忘れられない 白い指バ

人生前祝い – 芦屋雁之助

這えばあゆめと 育てて来たが明日はうれしい 七五三晴れ着姿の 手を引きながら親子揃って 宮参り今宵めでたの 前祝い通い続けた 学舎あとにみんなそれぞれ 道がある

コップ酒 – 芦屋雁之助

手塩にかけた 娘も嫁つぎぽっかり空いた こころの中になみなみ注ぐ コップ酒背中で年齢が わかるよな少し苦労も したけれど俺の人生 悔いはない長い会社務めやったな

こんこん昆布つゆ – 芦屋雁之助

こんこんこん こんこんこんこんこん昆布つゆ昆布をぎょうさん つこてるの包丁一本で 生きてきたわては幸せ 招き猫ナニワ料理は おまかせでなにがでるやら おたのしみ

父娘(おやこ) – 芦屋雁之助

久しぶりだね お前と二人でこうして酒を 飲むなんて娘が作った 寄せ鍋で酔える親父は 果報もの口に出したら 照れるから心で 娘よ ありがとう湯気の向こうで 微笑む

再婚同志 – 芦屋雁之助

仲間があれこれ ひやかしながら二度目の青春を 祝ってくれる俺達子連れの 再婚同志粋も甘いも 噛みしめながら涙と笑いの 人生航路心配せんでええやないか子供らを見て

娘よ – 芦屋雁之助

嫁に行く日が 来なけりゃいいとおとこ親なら 誰でも思う早いもんだね 二十才を過ぎて今日はお前の 花嫁姿贈る言葉は ないけれど風邪をひかずに 達者で暮らせ「花嫁さ

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