能登麻美子

かりぬい – 能登麻美子

想い出を摘んできましょ 花を摘んできましょ
胸の闇に一輪差し飾るの

いつだって行き止まりで 決して逃げられない
空の鳥へ哀しみのせ飛ばすの

ここは仮縫い
私を縛る永遠
行きも帰りも過ぎてゆくは夢

日が暮れて影を隠す 一人泣きたくなる
黒く滲む瞳の中怖くて

ここは仮縫い
世界を編んだ永遠
行きも帰りもついてくるは風

少しだけ寄り道して泣いた……

ここは仮縫い
私を縛る永遠
行きも帰りも過ぎてゆくは夢

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巡り来る日々 – 能登麻美子

いとおしい記憶辿ればいつも笑顔に満ち溢れた日だまりの時間。会えなくても いつも繋がっているよと教えてくれたのはあなたの存在こんなに強く強く今も支えられている想い

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深い青のセカイ生まれ 落ちる また何度 いのち 選び積み重ねるの泣かないでと 繰り返し痛みの数 知る度に深く瞬く青のキセキが ふるえる何度も ここに 立って何度

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あいぞめ – 能登麻美子

あさきゆめみじ 永久に嘆きもせす月の光 心 照らし出す燃ゆる花の舞 道しるべ絡みつく あやまちの詩 胸をしめる果てぬ川に手を挿し 流そう想い 詰めた言の葉 藍に

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