羽生まゐご

夏の依り代 – 羽生まゐご

何も変わりゃしない
夏は此処で終わり
依り代を探し歩いたつもり
何も変わりゃしない
今日も明日も一人繰り返す
何度繰り返すんだ
森羅万象を

子供みたいな笑顔で笑って
ひどいや敵わないや
僕の神様
貴方を知った世界は広いな怖いな
愛おしいな
届いてたらいいな

辺鄙な砂漠でかくれんぼ
貴方にゃ僕は見えないけど
瞳には揺れるかんざしが一つ
ないものねだりも三千里
渡れぬ川を望んだって
虚しいだけさ
呼ばれて振り向く境界線の上

眠りたいから剣を片手に
夢へ旅に出たの
濡れた体で心に触れて
貴方を見つけたんだよ

奇跡を待っていた
奇跡を待っていた
世界で一つだけの
言葉をくれた
朝日を待っている
朝日を待っている
貴方が綺麗だった
夏の暮れ

子供みたいな笑顔で笑って
ひどいや敵わないや
僕の神様
貴方を知った世界は広いな怖いな
もう行かなきゃ
何もない夏の日

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こゝろ – 羽生まゐご

世界の隅も変わらないものね大盤振る舞いもうやめてこゝろにひとつ泣き虫をひとつこうなることわかってたのにさぁ朝日より明かりが灯る朝辺り一面には鳳仙花あいつより私を

ハレハレヤ – 羽生まゐご

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冥々 – 羽生まゐご

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