美貴じゅん子

青い空と私…そして潮風 – 美貴じゅん子

とっても ひさしぶりねと
車窓の海に つぶやく
あなたと 旅した場所を
ひとりでたどってます

つるし雛祭り 賑わう街をぬけたら
河津の桜に やさしくつつまれた

めぐりゆく 思い出に出会って
変わりゆく 季節たち感じて
やっと 心から思えた
あんなにも 愛されたことはない

ふらりと 歩いてみたの
潮の香りに 誘われ
なんだか 心細くて
あなたの影さがした

城ヶ崎では 吊り橋しずかに揺れて
手と手をつないで 心を重ねてた

見上げれば あの時の青空
確かめた あなたへの思いを
やっと 心から笑えた
あんなにも 愛したことはない

寝姿山から 見渡す下田の街は
二人で来た日と 少しも変わらない

めぐりゆく 思い出に出会って
変わりゆく 季節たち感じて
ずっと 大切なこの場所
手に入れた あたたかな微笑み

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幸福だより – 美貴じゅん子

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放浪かもめ – 美貴じゅん子

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約束なんて もらわなくてもいいのよ二人 寄り添いあえばあなたの寝息 一時間でも感じていれば 幸せだからどんなに愛しても 報われない愛は涙の水の底 炎になるのです

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