美良政次
ひろしまの女 – 美良政次
水割のグラスに 泪を浮かせ
男ひとり飲む酒は
虹色に輝いていた セピアの記憶
思いを馳せ 酔いましょう
なびく後ろ髪に 心を奪われ 夕日に佇み
ふいに見せる笑みで すべてを虜にする
広島…魅惑のマドンナよ
大切な指輪をグラスに沈め
振り向かずに去っていく
いつも軽い店の扉 何故だか重く
赤いヒール 佇む
悲しい後ろ髪に 心を奪われ 抱き寄せてしまう
猫に似た瞳で すべてを虜にする
広島…魅惑のマドンナよ
水割のグラスに 泪を浮かせ
男ひとり飲む酒は
虹色に輝いていた セピアの記憶
思いを馳せ 酔いましょう
なびく後ろ髪に 心を奪われ 夕日に佇み
ふいに見せる笑みで すべてを虜にする
広島…魅惑のマドンナよ
大切な指輪をグラスに沈め
振り向かずに去っていく
いつも軽い店の扉 何故だか重く
赤いヒール 佇む
悲しい後ろ髪に 心を奪われ 抱き寄せてしまう
猫に似た瞳で すべてを虜にする
広島…魅惑のマドンナよ
燃えるような口づけを何度も交わしたわいまあなたは誰のもの?意味の無い問いかけだね夢のような恋をして孤独を忘れたわ誰のものでもいいのよ! きつく抱き合いましょうね
別れの言葉交わさずにあなたの背中を見つめて夜霧の中ふたつの溶け合う孤独にいつしか月夜へ溺れていくのです唇に頬寄せて 情熱に泣き濡れてララバイ…今宵もおぼろ月震え
明日の朝 私はこの街から旅立つわあなたの居ない 知らない街で暮らしていくの禁じられた想 いはこの街に置いて行くわどうかあなたに幸せになって欲しい少しはにかむ困り
ふたり肩を並べて歩くいつも変わらない この並木道にぎる手に心通わせて遠く夢みた景色のようだね笑顔の君が好きで全てを知りたくて泣き顔も見たいからいじわるをしてしま
星降る夜 君と二人燃える口づけを夕陽に陰る 主役のように霧に霞み 花の香る禁断の園で映画のように 強く抱きしめあなたの手を引き寄せ淫らに舞ってみたいから現実から
夜と朝のあいだに ひとりの私天使の歌をきいている 死人のように夜と朝のあいだに ひとりの私指を折ってはくりかえす 数はつきない遠くこだまを ひいている鎖につなが
月の光に照らされた生まれたまんまの この身体夜の鏡に映しだす姿に問い掛ける空に浮かんだお月さまどうか見ていてね この私小さく包んだ この想いいつかは飛びたつの羽
乱れる細文字 置手紙君を偲(しの)べば 心が痛いああ 会いたい 会いたい何に代えても 会いたい一人一人一人一人一人降り立つ 三次の町はあたり一面 霧の海暮らした
ヤーサー!えんやーさーのどっこいしょ!やさ!えんやーさーのどっこいしょ!我ら民の母が眠る稲穂が映ゆる郷西城御国と神を産みあげた伊邪那美よやさ!えんやーさーのどっ
不器用に綴るあんた書いた最後の古い恋文涙かすみにじむから見えず 今も読めていないの辛くて あゝ あんたの言葉知りたくはないのよ今だけ ねぇ 私をもぅ一度抱いて強
あなたの胸に深く沈みながら冷めた鼓動で永遠の契りを結び感じるの閉じた瞳に共に歩んだ運命を選んだ足跡を見つめて涙を浮かべ潤んだまぶたを胸に押し当てた愛した方の負け
笑顔と涙 裏街劇場男と女が肩を並べ一つの答えを探す旅路は別れが舞台の恋物語行き交う人波々の中に貴方の香り思い出す街のネオンを悲しみが濡らす新宿ゴールデン街路地裏