美川憲一

港の迷い猫 – 美川憲一

ごめんよ俺は カモメ鳥
それじゃアバヨと 消えたひと
見送るつもりも ないのにさ
未練桟橋 追いかけた
港 路地裏 迷い猫
帰るところを 忘れたか
こんな私(あたし)に ついて来る

戻って来てと 叫んでも
きっとあんたに 届かない
霧笛がボーッと 重なって
海に消えたよ 船灯り
港 私も 迷い猫
今日は独りじゃ いられない
抱いて寝ようか 身代わりに

何度も夢を 見たけれど
あんた一番 好きだった
抜け殻みたいな この胸に
寄せて返すよ 波の音
港 どこなの 迷い猫
情が移って 来た頃に
あんたみたいに 消えちゃった

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湯の街艶歌 – 美川憲一

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大阪の夜 – 美川憲一

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生きる – 美川憲一

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HUN! – 美川憲一

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女王蜂 – 美川憲一

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グランパの黒猫 – 美川憲一

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大変ね – 美川憲一

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明日への橋 – 美川憲一

聞こえてくるわ あの時代(ころ)の歌がひとは時に過去(むかし)を振り返り明日(あした)への旅 続けて行くのねあの日窓から 見上げた星は絶望の谷間であなたがくれた

たまらなく淋しくて – 美川憲一

たまらなく 淋しくて独りネオンの海さまよえば 面影が涙になるの愛なんて 信じない女だったのに見せかけの やさしさが忘れられなくて夢だけ置き去りにあんた どこなの

金の月 – 美川憲一

畳に徳利(とくり)が転ってお風呂にお湯が あふれ出しそれでも この手を ほどかずに惚れたあんたの 肩をかむ外は九月の 金の月貼り絵みたいな 金の月あんた死ぬまで

湯沢の女 – 美川憲一

送らないからと 急に背を向けて青い角巻で 涙を隠す風花が風花が 雪にもなれずに吐息つくよに 薄い肩に舞う越後湯沢の お葉という女白い湯けむりに からだ寄せ合って

泣かんとこ – 美川憲一

冬でもないのに 川風が芯から心を 凍らせる水に浮かんだ ネオンさえ何故だか震えて ぼやけがち泣かんとこ 泣かんとこあゝ アホらしやの鐘が鳴る尽くしても 尽くして

納沙布みれん – 美川憲一

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