羅針盤

リフレイン – 羅針盤

いつになく リアルな夢を見て 起きぬけの街を歩けば
なにもかもが はじめてのような とても古ぼけたような
不思議な気持ちを たくさんあつめて 色をつけたり

あなたの本当の意味なんか 何も分からないけれど
誰かを探してさまようとき 少しは生きものになれる
小さな目を開け 耳をすましたり 息をころしたり

読みかけの本に はさみ込んだ あて名のない絵ハガキが
ひそかに街中の 屋根を超え 荒れはてた心に届く
彼らはこんなに たくさんいるけど ひとりもいない

今でも くり返す 聴きとれない リフレイン

何かがはじまる前のような 何もおこらないような
ふとしたはずみで どんな風にも ちがって見えることがある
おかしなコトバを いっぱいかさねて 道をふさいでる

どこからどこまでが 夢なのか とうに分からなくなってる
だれもが 本当は夢なんか 一度も見たことがないのかもしれない

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羅針盤 – 羅針盤

ここから どのくらい 時を降りてただ生きていた あのころの不思議へ還ろう両手にも余るほど 虚しくてもふり返る気は まるでないフリで疲れてるあれほど 夢中で描いた

ソングライン – 羅針盤

こぼれかけの 水の中にあるなつかしい君の 過去から笑いの果て 哀しみのかなたひとの顔が とても小さく見えるふるえている やせた木のようなガランドウの体からはがれ

ひとりのくに – 羅針盤

真夜中の あいつの ベルに口笛で 応えてみる人知れず 生きているのは誰かに 見つめられたくて誰かを 見つけられなくて誰かの 中に住みたくて誰かを 閉じ込めていた

波 – 羅針盤

ときに離れ ときに紛れて波に 漂っている誰と居ても 感じ合えないそんなところで いつも沸き起こる 渦から うまくのがれてもほんとうの すがたは 沖へ さらわれて

ますら – 羅針盤

このやみを おおう 青空に白く 霞かけてる あれは月の還れなくなった 素顔夏は過ぎ 陽は影を帯びてとおく 山を へだてて 今沈みあきらめのない 日を待つたのしい

しずかな場所 – 羅針盤

きっと ずっと 昔からいつも 側に 居ながらとらえきれず遠く 離れて 見えた息を深く 吸い込んでもっと遠くに 声が届いたらうたが 輝くかもねじれ からみついた 

サークル – 羅針盤

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がれきの空 – 羅針盤

ひとが ゆれた 音がきこえるわずかな かすかな ひとりの時間どこにいても きっと わすれない すがたかがみの中へ 置いてくるもしも せかいが もうひとつ あれば

ロビンソン – 羅針盤

新しい季節は なぜかせつない日々で河原の道を自転車で 走る君を追いかけた思い出のレコードと 大げさなエピソードを疲れた肩にぶらさげて しかめつら まぶしそうに同

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