羅針盤

ひとりのくに – 羅針盤

真夜中の あいつの ベルに
口笛で 応えてみる
人知れず 生きているのは

誰かに 見つめられたくて
誰かを 見つけられなくて
誰かの 中に住みたくて
誰かを 閉じ込めていたい

あのベルが 聞こえる度に
思い出す ことがある
陽の沈む どこかの街で

誰かが 笑いかけている
誰かが 下を向いている
誰かが 走り出している
誰かが 空へ石を投げた

あいつは 歌う 闇へ向け
耐え切れず 眠るまで
歌うことが 無くなっても

何かに おびえていたくて
何かと はなしていたくて
何かを つなぎとめたくて
何かが 消えてゆくまえに

人気の新着歌詞

羅針盤 – 羅針盤

ここから どのくらい 時を降りてただ生きていた あのころの不思議へ還ろう両手にも余るほど 虚しくてもふり返る気は まるでないフリで疲れてるあれほど 夢中で描いた

ソングライン – 羅針盤

こぼれかけの 水の中にあるなつかしい君の 過去から笑いの果て 哀しみのかなたひとの顔が とても小さく見えるふるえている やせた木のようなガランドウの体からはがれ

波 – 羅針盤

ときに離れ ときに紛れて波に 漂っている誰と居ても 感じ合えないそんなところで いつも沸き起こる 渦から うまくのがれてもほんとうの すがたは 沖へ さらわれて

ますら – 羅針盤

このやみを おおう 青空に白く 霞かけてる あれは月の還れなくなった 素顔夏は過ぎ 陽は影を帯びてとおく 山を へだてて 今沈みあきらめのない 日を待つたのしい

しずかな場所 – 羅針盤

きっと ずっと 昔からいつも 側に 居ながらとらえきれず遠く 離れて 見えた息を深く 吸い込んでもっと遠くに 声が届いたらうたが 輝くかもねじれ からみついた 

リフレイン – 羅針盤

いつになく リアルな夢を見て 起きぬけの街を歩けばなにもかもが はじめてのような とても古ぼけたような不思議な気持ちを たくさんあつめて 色をつけたりあなたの本

サークル – 羅針盤

ねじれた夜 しがみついてた夜見つけられた 子供たちの夜秘密なんて 何もないけれど別に誰にも 話すこともなくゆうべかけた 魔法はみんな解けてとぎれとぎれの 記憶が

がれきの空 – 羅針盤

ひとが ゆれた 音がきこえるわずかな かすかな ひとりの時間どこにいても きっと わすれない すがたかがみの中へ 置いてくるもしも せかいが もうひとつ あれば

ロビンソン – 羅針盤

新しい季節は なぜかせつない日々で河原の道を自転車で 走る君を追いかけた思い出のレコードと 大げさなエピソードを疲れた肩にぶらさげて しかめつら まぶしそうに同

Back to top button